委員会記録・調査報告等

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経済労働委員会記録
 
令和3年 第 8定例会

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開会の日時

年月日令和3年10月8日 曜日
開会午前 9 時 52
散会午後 0 時 13

場所


第1委員会室


議題


1 発言の取消しについて


出席委員

委 員 長 西 銘 啓史郎 君
副委員長 大 城 憲 幸 君
委  員 新 垣   新 君
委  員 大 浜 一 郎 君
委  員 島 袋   大 君
委  員 中 川 京 貴 君
委  員 上 里 善 清 君
委  員 山 内 末 子 さん
委  員 玉 城 武 光 君
委  員 仲 村 未 央 さん
委  員 翁 長 雄 治 君


欠席委員

     赤 嶺   昇 君


説明のため出席した者の職・氏名



○西銘啓史郎委員長 ただいまから経済労働委員会を開会いたします。
 発言の取消しについてを議題といたします。
 ただいま通知しました申出書のとおり、昨日新垣新委員から10月4日の本委員会における発言について、発言の一部を取り消したい旨の申出がありました。
 この件について、新垣委員からの説明を求めます。
 新垣新委員。

○新垣新委員 おはようございます。
 朝早くからこのような私の大失態に、大変深くまずおわびを申し上げます。
 去る10月4日の本会議における質疑の中で、陳情令和3年第189号J1規格スタジアム整備事業の早期実現に関する陳情に係る私の発言に、事実と異なる部分がありましたことを、委員会及び執行部の皆様をはじめ、サッカー競技の関係者、読売巨人軍及びその他多数の県民の皆様に対し、おわびを申し上げます。誠にすみませんでした。今後は委員会における質疑、発言等については正確な事実確認等を前提とした上で、細心の注意を払い、行ってまいる所存です。これを踏まえ、今回当該陳情に係る私の発言について、取消しを申し出るものであります。
 委員の皆様の御理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 大変申し訳ございませんでした。
 よろしくお願いします。

○西銘啓史郎委員長 この件について御意見等ありませんか。
 山内末子委員。

○山内末子委員 今発言の取消しっておっしゃってますけど、何の発言を取り消すのか、どういう誤解があるのか、その辺をはっきりしないと、いいですよってわけにはいきません。その辺のところをしっかりと説明をお願いいたします。

○西銘啓史郎委員長 島袋大委員。

○島袋大委員 山内末子委員から話があったのは当然だと思っております。先ほど議会運営委員会が行われましたけれども、各委員のほうから、どのような形での取消しなのか、何の理由で取消しなのか、これをしっかりしないと議会は開けないという話がありました。そこで、実は次に経済労働委員会での発言削除の件もあるということでありましたので、経済労働委員会の中で各会派の代表者がいますので、そこでこの経緯に至った理由を全部説明していただいて、そこで山内末子委員がおっしゃるように、一旦ここで持ち帰っていただいて、各会派でもんでいただいて、そこで議運を再開して判断をして、本会議に臨もうとなっております。まさしく今山内末子委員がおっしゃったことが道理でありまして、ですので、ここはしっかりと当の本人から説明をさせて御判断いただきたいなと思っていますので、よろしくお願い申し上げます。

○西銘啓史郎委員長 タブレットの内容に以下の発言を取消しという資料もありますので、この部分を取消しと出ているので、また見ておいてください。
 では、ほかに御意見はありませんか。
 じゃあ、この説明を新垣新委員からお願いします。

○新垣新委員 去る10月4日の189号の陳情番号の件に申し上げます。
 私の認識が全て誤った情報、そして不可解な思いを、まず中心的那覇市民に、県民に与えたことに―一部当たってるところもありましたが、一部ですね。球団との意見交換、那覇市とのっていう説明も委員会でもありましたが、それが私の認識が全てが誤った発想が、このような誤解を生んだという多大な不信感を招いたという、誤解と不信感を与えたということに、全てに対して、これを深く反省をし、今後二度とこのようなことがないように、全てこの私の委員会の発言等を取消しという旨のお願いをしたいということです。深くこの問題に関して、今後細心の注意を払い、委員会、一般質問を行っていきますので、県民に対して、このような不安と誤解そして不信感を招いたことに、発言を取り消したいと思います。ですから、全てが私の誤った決めつけた考えだと私は受け止めておりますので、それを反省をし、取り消したいという旨でございます。
 よろしくお願いいたします。

○西銘啓史郎委員長 今新垣委員から説明ありましたけども、御意見はありませんか。
 山内末子委員。

○山内末子委員 今見てみますと、確かにそういうことをおっしゃってました。この部分の何が間違いということなんですか。全て間違いってことですよね。どういう形ですか。最後にあなたが言ってた言葉がとても印象深かったのは、もうジャイアンツのほうが、今回10年目の計画の中で宮崎への移転とかっていう話もしておりました。そういうことを聞いておりますっていう言葉をおっしゃってましたけど、結局そういうこと聞いてなかったっていうことか。それともあなたが思い込みで、自分の思い込みだけでそういう想定をお話をしたっていうことですか。誰かから、それともそういう話を伺った中で言ってることなのか、その辺のところもはっきりしてください。

○新垣新委員 今おっしゃったことが、そういう話を私はおっしゃいましたが、確かに不満の意があったっていうのは、ブルペンとか、運動場、陸上競技場でダッシュや遠投、できるできないっていうのはこれは事実と受け止めて、それ以後のことは全て私の調査の誤った情報をうのみにして、決めつけた形で質問をしてしまった。そこで、不快感の思いと不信感を招いたことに、それをお下げしたいっていうことでございます。誤った情報という、これを私が決めつけた形で行ったから、那覇市民や県民に不可解な不信感を招いたということに、それを取消しをしたいという形でございます。今後、正確な情報等を前提とした上で、細心の注意を払い、行っていく所存でございますので、その件を深く、そして誤った情報もありますので、全てを今回取消しを申し上げたいという形でございます。
 私はJ1スタジアムに対しては賛成の立場でございますが、私の誤った情報が誤解を招いたっていうことに、大変な、県民に、特に那覇市民に、那覇市民、県民に不信感を招いたということに、サッカー関係者、野球関係者にもおわびを申し上げたいと思います。

○島袋大委員 委員長、休憩お願いします。

○西銘啓史郎委員長 休憩いたします。

○西銘啓史郎委員長 再開いたします。
 新垣新委員。

○新垣新委員 先ほど山内委員が言ったように、これ全てが、この申出のところが、ほとんどが間違って―ただ当たってるところも、経済効果っていうものも当たってる部分もありますので、それが私の全てが決めつけた考え方で、野球を愛する方、サッカーを愛する方に誤解を招いたっていうことに、もうそれが全て全体的なものを示して言っていますので、僕これ以上何ていうか、全てを取り消したいっていうことなもんですから、私自身がですね。全てをっていう形で御理解いただければうれしいと思ってます。

○山内末子委員 実はこの件につきましては、新垣委員が昨年来、何度もこの委員会の中で、同様の発言をしていると私思ってます。ジャイアンツの方々とお話を自分は聞いてきた、その上で執行部のほうに、あなた方はやることをちゃんとやってるのか、ジャイアンツは怒ってるというような発言を―今回の発言取消しがありますけど、その前にも、発言していたことを覚えております。そういう流れの中で、相当、だから私たちは、あなた堂々と力強く発言してましたし、しっかりとその辺はジャイアンツさんのほうと調整をしながらの、代弁者として発言してるのかなというふうにもこれまで受け止めていた部分があって、今回、そのジャイアンツの最後のほうにあります、厳しい意見が実はあってですねということでね。もうここにはちょっと書いてませんけど、宮崎の移転の云々のリスクの話もしてましたので、これは大変なことになるんだなっていうふうに理解したんですよ。あなたのこれまでの一連の発言を見ると、ジャイアンツさんと相当詰めてるんだと。そういうふうに受け止めた私たちもちょっと悪かったのかなと思うんですけれど、ただここは委員会ですので、委員会の中で発言するからには、しっかりとした調査の下、しっかりとした発言の下であなたが発言するはずなので、そこを信用してましたし、今回そういうことで―あなたは実際にはジャイアンツさんとは何もそういうことについての調整だとか、意見交換とかそういうものはなしに、ただ自分の思い込みだけで、こういう発言をしてるっていう、そういうふうに理解していいんですか。それとも一部の方々とはそういう調整もしていたのか、この辺はっきりしてください。

○新垣新委員 この件におきまして、ジャイアンツ関係者って話なんですが、これが、いろいろ―何ていうんですか、これが、自分の思い込みという形で、先ほど申し上げましたが、思い込みで決めつけた形で、相手はそうじゃない、自分の受け止め方が真逆な考えで発言してたっていうことに、それを私は取消しを申出したいっていうことであります。ですから、根堀り葉掘り広がった話をすくって拾ってっていう形があったかもしれませんが、それは球団の関係者の誠意と、私の考えが全く逆だったっていうことであったもんですから、一部、やはり担当課からも不満の意はあったっていう形を、それを広がった解釈を、誤った認識と誤った情報で受け止めて、私が拡大解釈して、不可解な思いを与えたという形で、これは私の不徳の致すところでございますので。ただそういうことも私が、何ていうんですか。この問題において、誤った情報だったっていう形で、球団との相違が異なった、全く違ったということを申し上げております。

○山内末子委員 今回初めて発言の取消しっていうんですけど、これはじゃあ、どこかジャイアンツ側からあなたのこの委員会の発言について、苦情なりなんなりかそういうのが出て、初めて発言を取り消したいっていうことになったんですか。ここの、今回の発言の取消しになった経緯についてお聞かせください。

○新垣新委員 昨日、いろいろ、うちの会派でこういった話があって、会派でこういった球団から誤った認識ですので、それを謝罪と取消しを申し入れてくださいということで、私自身も、今回しっかりと取消しをして、本会議でも取消しをして、速やかに球団関係者にも、FC琉球さんにも誤解を―特にジャイアンツには誤った認識があったということで謝罪に速やかに行きたいっていう形でですね。誤った認識があったもんですから。それを訂正してくださいという会派からの―県にそういう強い申出があって、誤った認識ですということで―私の認識がですね。それを取り消してほしいということで、私は取り消したい。

○山内末子委員 球団側からそういう申出がなければ、あなたはじゃあこの件については、これからも同じような形で執行部に対して―これまでもそうでしたけど、ちょっと恫喝的にね、どうするんだと、責任誰が取るんだっていう言葉もおっしゃってました。球団側からそういう申入れがなかったら、ずっとこれからもそのことを誤った認識で突き詰める、そういう状況が続いたと思うんですね。これについて私はとても恥ずかしいし、自民党会派の皆さんたちも、我々はこの委員会の中に会派長もいらっしゃるし、自民党県連の代表もいらっしゃいます。そういう皆さんたちがいらしてる中でのあなたの発言ですから、ここは水面下でちゃんとやってるんだと―委員会っていうもの、議員というものはそういう―委員会は特に本会議に次ぐ決定機関でもありますし、責任持って発言するべきじゃないですか。それは会派の皆さんたちにも、あなたは本当にこれ、自民党としてあるまじき行為をしたということ、そのことも踏まえて、私はもうもっと本当に襟を正していただきたいし、ここだけの問題じゃないですし、それからこの今回の発言だけじゃないんですよ、そうなってくると。これまでの委員会での発言、それから本会議であなたが発言したことについても、私はこれはちゃんとしっかりと見ていただいて、取消しなり、発言の撤回なり、もうもっと速やかな形でのことをしないといけないと思ってます。これ全体的な―新垣新委員のことだけではなくって、自民党会派、そして我々経済労働委員会、そして沖縄県の議員の資質の問題に関わってくると思ってます。それぐらい私は大きな問題だというふうに思ってます。憤りを感じてます。恥ずかしいです。
 お願いいたします。

○西銘啓史郎委員長 ほかに御意見ありますか。
 翁長雄治委員。

○翁長雄治委員 もう本当に今、山内委員がおっしゃったとおりで、なぜ今なのかなと。これまでも散々委員会で、私が質疑するときにも―ここは那覇市議会議員のときからJ1対応スタジアムというものを推進してきてますので、その中で野次まで飛んでやってきたんですよ。このJ1の話っていうのは昨日今日始まった話じゃなくて、それこそ新垣委員がお話しているように、うちの父親が市長時代から進めてきているもので、ずっと那覇市と協議をしてきて、ジャイアンツともずっと協議をしてきてるはずなんですよ。当然、今使ってるとこなくなりますよと。これを10周年だからもういいでしょうとか、何か恩寵でジャイアンツがこっちに来てるような、ジャイアンツだって経営しているので、沖縄でキャンプする理由があるはずなんですよ。ここに来れば練習試合もオープン戦も他球団といつでもすぐできる、そういった経営の判断もあってここでやってるはずなのに、このやられる―逆に、ジャイアンツからしても本当に迷惑な話だと思って。今年のキャンプ、ジャイアンツそういうふうに見てるんだと。仮にそういったメールがあったとして、それでやり取りがあったとして、この公の場でやるべきなのかどうかと、ジャイアンツの名前を散々出してやるべきなのかっていうのは、やっぱり考えていただきたいなと思います。それこそ当局呼んで、こういうやり取りが大丈夫かとか、そのまずそこからしながらスタートしないと、突然、委員会、本会議で散々言って―これまでの発言多分取り消せませんよね。これまでのものは。ということはずっとこれ残るんですよ。今回のものは取り消した。でも同じレベルのものがずっとあるんですよ、この1年間。これについてちょっとどう思うのか聞きたいです。

○新垣新委員 これ、一番強く踏み込んだのが、今回、9月と2月だと記憶しております。文章を見てきました。議事録でですね。それが全て私の勘違いと―球団にも大変多大な迷惑をかけたと。そして那覇市民や県民にも不可解な思いと不信を招いたと。今後襟を正して、正確な情報と正確な形にして、担当課もつなげて、今後、それ以外に。ただ先ほど恫喝みたいな言い方というのは、私はジャイアンツファンだったから、強い、そういう言い方に捉えられたかもってそこも反省しないといけないと。ジャイアンツファンだったから、ああいう、責任は重いという発言したことに、大変関係各位―知事をはじめ関係部、関係課に不可解な思いを与えて申し訳ございませんと。今後は正確な情報という形でやっていきたいと思いますので、襟を正し、反省をし、しっかりと行っていきます。もう本当に申し訳ございませんでした。

○翁長雄治委員 私も、ジャイアンツファンですよ。恐らく那覇市議会の議事録読んでいたら分かると思うんですけども、2月は毎回巨人の質問入れてます。私はそこでジャイアンツはお客さんじゃないと、那覇市のファミリーだということでやってきてます。今回の件があって、僕はジャイアンツと特にパイプがあるわけではないので、だからこそ確認のしようもなくて、新垣委員が言ってるならそういうことなのかなと思いながら、当然懸念されるのは当然の話なので。今回の件でジャイアンツもそうですし、市民、県民もそうだけども、一番今迷惑こうむったのはFC琉球とそのサポーターですよ。サポーターの方から僕は圧じゃないけどメールも来て、どういうことなんですかこれはと。今までも、この今回の本会議で皆さんは目にしてるんですね。本会議で。今までの彼の発言見てたら本会議では多分ないと思うけど、委員会とか見てたらこれあったのと。あんたらJ1スタジアムを推進する立場で許してたのとかという話をして、僕は終わった後に、そうじゃないんじゃないかという質疑もしてますよという一言をしてきたんですけども、その中で突然糸満市の市有地を県が買ってとか。
 無償提供が、何で突然糸満市にそれが行くのかとかという話が、彼らからすると今のスタジアムから那覇に来てと思ったら、それはいろんな経済効果とかも考えて那覇なんだろうと、それがまた今度は糸満市とかっていうの、こんなころころころころ議論が起こるものなのと。FC琉球を何だと思ってるのと。ジャイアンツも確かに大切ですよと。那覇市でキャンプして、象徴的にもなってくれて。ただ、FC琉球は地元の球団なんですよね。僕はどれだけジャイアンツファンでも、サッカーと野球両方ともやったことは僕はないですけども、生まれた頃からジャイアンツずっと見てきて、ジャイアンツがいなくなるんだったらそれは悲しいことだけども、県のこの対応が遅れて、FC琉球がJ1に昇格できないなんてことがあったら、これこそ行政の恥ですよ。この辺を今後、これからも長く同じく一緒にやるはずなので、ぜひ発言の真意はしっかり持ってやっていただきたいなと思います。
 以上です。

○新垣新委員 この件におきまして、私のほうも3件ぐらい事務所に電話がありました。私はJ1スタジアムを推進する立場だと。私の決めつけた考え方で、糸満市をはじめこの委員会では他の市町村の市有地、町有地、村有地に持ってったらと―FC琉球を潰すっていう、このスタジアムを造るなということは理解―推進する立場だと。決めつけた考えと誤った認識でジャイアンツをはじめFC琉球を傷つけたっていう方に関して、今回取り下げを行って、委員会でも、本会議も終わって、速やかに私個人で、1人でFC琉球さんにも誤解を招いたことにおわびを申し上げます。
 私はスポーツ大好きですから、スポーツマンですから、そこをサッカーも推進していく立場ですので、これからも議会で力強く訴えていきます。この部分に関して、ぜひ知事、予算折衝頑張ってくださいという形で、もちろん議決も賛成する立場でいますので、その件、不安と不信感を与えたことに、私は速やかに球団に、今定例会が終わり速やかにまずアポイント取って、誤解と不信感を与えたってことに、しっかり謝罪しに行きたいと思っております。

○西銘啓史郎委員長 ほかに意見はありませんか。
 玉城武光委員。

○玉城武光委員 山内委員も翁長委員も言ってたんですが、あなたのこれまでの発言は、もう全部推測―情報を得ないで、全部自分の思ってることを発言していたということですよね。それはこのことだけじゃないんですよ。経労委員会で、あなたの発言は、大変な不信とね、いろんなこと言ってるんですよ、あなたは。これ、このジャイアンツだけじゃない。ほかの件もある。それは私からどうのこうの言わない。自分でもっと考えて判断してやってもらいたい。
 それから先ほど、何で発言取消しをしたのかというのは、自らそういうことをじゃないわけですよね。会派の中で、あなたの発言はジャイアンツにも、那覇市にも、県民にも、沖縄県にも、誤解とこういうことを与えるので、取り消したほうがいいよという話なんですよね。自らそういうことを感じてないんですよ、あなたは。だからそういうことですよ、これは。そうでしょ。

○新垣新委員 この件において、確かに感情が、ジャイアンツファンで、誤った決めつけた考えでこのような熱くなったっていう形で―恫喝では自分はないと思っています。その件に関しては深く、この件ですので、この際取り下げてしっかりと謝罪したいということと、今後正確な情報を前提とした上で、細心の注意を払い、取り組んでまいりたいと思いますので、この件が本当に勘違いの誤った認識を決めつけた考えの形でございます。もう一度襟を正し、初心に返り、頑張っていきますので御指導と御鞭撻、そして不可解な思いを与えたことに深くおわびを申し上げます。

○玉城武光委員 あなたはね、固有名詞で―那覇市、沖縄県、玉城知事と名をね、名指しでそういうことを言ってるんですよ。こういうのは。それを聞いた、それを文書で見た人はね、こんな正確な情報に基づかないで、自分の思いつきで言って、人を傷つける。那覇市も傷つけて、先ほどからFC琉球も傷ついてるかも分からない。沖縄県の玉城知事に名指しでであなたの責任だという話をしてるでしょう。こういう発言はね、絶対許せないですよ。
 それと、自分から、自らそういう発言を改めるということに立たないと、また起こりますよ。会派内からそういう話があって発言を取消しするというのは。じゃなくて、自らそういうことを本当に真剣に向き合って、申し出ていくべきだと私は思いますよ。

○新垣新委員 おっしゃるとおりでございます。重く受け止めて、先ほども言いましたが、FC琉球さん、読売、そして県知事はじめ執行部にも、しっかりこの議会が終わって、襟を正して、私の足で、知事のほうにも、担当部、担当課にも、誤った認識で大変多大な御迷惑をおかけしましたと、今後正確な情報でやっていきますと。この問題において力強く訴えてきた、誤った勘違いの形だと、この問題において、恫喝に聞こえたっていう部分も受け止めていますので、それは私はジャイアンツファンだっていうことも、熱くなり過ぎて誤った認識がこのような誤解を招いたということですので、今後しっかりこの意見を受け止めて、初心に返って、正確な調査を前提とした形で、細心の注意を払い、議会で質疑、提言を行っていくっていう形で頑張っていきます。本当に不快な思い、このJ1の思いに与えたことに深く反省をしておりますので、すみませんでした。

○西銘啓史郎委員長 ほかによろしいですか、御意見ありませんか。
 では先ほど島袋委員から、本来はこの場で経労委として、この取消しを認める、全会一致で認める。でなければ一旦会派に持ち帰って、もう一回議論をするのか。実は本会議では、一般質問の内容を取り消すことになってます。委員会では、これをもし今期中でできるんだったら―これをずっとひきずって、次の委員会までこれ削除できませんので、できれば今委員会、今日はもう最終日ですので、今回この委員会でこの削除に対する申出を全会一致で認める。または会派で持ち帰って、もう一回議論するという2つの方法があるということで、先ほど議運では―説明お願いします。
 島袋大委員。

○島袋大委員 議会運営委員会では、要するに各会派代表が出てるから、この問題発言の経緯、要するにるるいろいろたくさん出ましたけど、まさしくそういう議論になると思っております。そういった本人の意見を聞いて、会派に持ち帰っていただいて、議運に臨むと。本人の発言の取消しというのは本人がしかできませんので、これを認めないってことはできないということでありますので、今委員長がおっしゃるように、経労委員会の中では今の発言というのはもう残すわけにはいかないということの認識であれば、全会一致諮っていただいて、削除ということにしていただいて、今本人からその経緯と内容というのを聞かれたと思いますから、ここはここでまた各会派に持ち帰っていただいて、議会運営委員会臨んでいただければいいと思っておりますので。議会運営委員会は本会議場での一般質問の削除するかですから、今日委員会のメンバーのほうでよしとするんであれば委員長の取り計らいをお願いしたいなと思っておりますのでよろしくお願いします。

○西銘啓史郎委員長 休憩いたします。

○西銘啓史郎委員長 再開いたします。
 島袋大委員。

○島袋大委員 趣旨は理解しております。今、委員会での発言の対応に含めては、一旦持ち帰っていただいてお願いしたいと思っております。そこで削除はよしとなったら、委員会を開いていただいて、そこで委員会は認めていただいて、この一般質問に対する発言は、次議会運営委員会になるんですよ。議会運営委員会の中で―議事録等配ってるよね。多分各会派配られてると思いますから、委員会での説明を受けた議事録と照らし合わせたら、内容ほぼかぶりますんで、そこで会派で諮っていただいて、その結果出していただいたら経労委員会をすぐ再開していただいて、判断していただいて、その後に議会運営委員会で一般質問等を諮るということになると思いますので、ひとつよろしくお願いします。申し訳ございません。

○西銘啓史郎委員長 今島袋委員からあったように、一旦、各派持ち帰っていただいて、委員会をもう一度開きます。委員会でこの申出を受け付け、それを諮りますので、そういう流れでいきましょうね。
 では一旦休憩したいと思います。

   午前10時27分休憩
   午前11時33分再開

○西銘啓史郎委員長 再開いたします。
 引き続き新垣新委員の発言の取消しについてでありますが、午前中各派で持ち帰っていただいて、意見調整を行ったと思いますので、各派のほうから御報告を含めてお願いしたいと思います。
 上里善清委員。

○上里善清委員 まず委員会での発言なんですけど、2ページの新委員の発言で、3行目くらいに、―――――――――――――――――――――――――――――――――――
―――――ということを述べていらっしゃいますけど、これは那覇市の誰から聞いたのかですね。

○西銘啓史郎委員長 今、質問どこですか。2ページ。

○上里善清委員 2ページの新委員の、質問の3行ぐらいですね。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――という文言がありますけど、那覇市の誰から聞いたか確認したいんですけどね。

○西銘啓史郎委員長 これを会派で確認したいってことですね。結論、今は―会派から持ち帰った結果の話を聞きたかったんですけど、この中でもまだ質問があるってことですか。

○西銘啓史郎委員長 新垣新委員。

○新垣新委員 すみません。私の思い込みのあれで、今までの議会の答弁と私の調査した結果で、球団の不満の意と―ブルペンとか、運動場、陸上競技場に、ダッシュや遠投ができないと、それは指摘されてるという形の意味で、球団側から那覇市のと。委員会の答弁でも、本会議の答弁でも同じような答弁があったもんですから、その意味を察して、私の思い込みと勘違いで、逆の意味を言ってしまってるっていうこと、熱くなってですね。逆の意味を伝えただろうとというあれでございますので、私の思い込みという形です。

○上里善清委員 ということは、これは確認されていないということですので、虚偽の発言に当たると私は考えます。あと3ページの2行目、―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――ということをおっしゃっておりますが、ジャイアンツとの交渉は誰とやったんですか。

○新垣新委員 その件に関して、私の完全な誤った認識の情報の下に、思い込みでこのような発言をして、読売巨人軍に対して不可解な思いを与えたということに、思い込みっていう形で反省をしております。

○上里善清委員 そうするとこれもやっぱりきれいにアポイント取らないで、ただ行っただけという形になりますから、これも虚偽に当たるんじゃないかと私は思います。
 以上です。

○西銘啓史郎委員長 会派としての何か総論、これをどうするっていうのは、どう取り扱うかは決定してないですか。山内委員の……。

 そういうことですか。分かりました。
 ほかに意見はありませんか。
 玉城武光委員。

○玉城武光委員 会派として、先ほどの新委員の話がちょっとあまりにも漠然と大まか過ぎてね、全て思い込みしたでは通らないということで、何点か具体的に聞きます。1ページの、――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――という部分で、これ誰から意見を聞いていたんですか。

○新垣新委員 この件において、野球関係者を通してそういう話を聞いて、事実、私の誤った考えと間違った認識の下で、このような発言になったっていうことに含めて、私の情報がかなり誤った認識だったもんですから、これも私の思い込みと誤った形で、大変申し訳ございません。

○玉城武光委員 誰からも聞いてないのに、こういう発言をしたと、――――――――――――――――というの、これはあなたの思い込みか。

○新垣新委員 野球関係者―ちょっと名前を伏せますが、いろんなこんな話が広がって、自分なりに調査して、こういう意見が広がってて、いろんな形で私の思い込みと勘違いでこういう発言になりました。深くおわびを申し上げます。

○玉城武光委員 先ほど上里委員がおっしゃってたように、これも皆さん、フェイクですよ、あなた。フェイク。うそのことで言って。
 それから2ページのところに、この下段のほうで ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――というのは、誰からそういう話聞いたんですか。

○新垣新委員 これも、誤った情報の下で、私の認識の違いで、このような、虚偽ではなく―虚偽と言われても仕方ない部分もありますが、誤った認識で勘違いして、思い込みでこのような発言になりました。

○玉城武光委員 誰からもその話聞いてないのに、自分でこういうことを言ったいうことね。

○新垣新委員 野球が大好きな県民から、こういった、根掘り葉掘り話が広がって、その情報が私の認識と読売巨人軍の認識は全く違ったっていうことで、私の思い込みと勘違いが、このような―確かに野球界ではこのような情報も広がってたっていう形で、それを誤った認識で、私が発言したことに大変おわび申し上げます。

○玉城武光委員 その下のほうにも――――――――――――――――――――――――――――――――――――――ということなんですが、あなた那覇市に確認したのか。

○新垣新委員 那覇市とは確認は取ってませんが、この件において私が質疑したときの答弁と私の調査の下で、ジャイアンツが不満の意と、一般質問でも、委員会でもこのような答弁があったもんですから、それも私の確かに不満の意があったのは事実として、那覇市とは、調査をしていません。

○玉城武光委員 調査もしない、聞いてもないのに、あなたはこういうことを思い込みで発言して、これがもう、謝ってはいるんだけど、二度とそういうことはね、やっちゃいけないよ。
 それから3ページ。ここも非常に、先ほど上里委員が――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――、調整したって誰ですか。

○新垣新委員 これも、野球関係者を通して、いろいろ―県民の野球関係を通して、いろんな形で、私個人の思いでこういう発言になったと。私の思い込みで、かっこつけたみたいな発言に捉えられると思いますが、私の個人が強い思いで、自分1人で、球団にぜひファンだから、勘違いの下でぜひ沖縄に残ってくださいと言いにいきたいという意味で、私の強い思い込みでございます。

○玉城武光委員 もうジャイアンツが残れるように、あなた調整したというのはね、こういう委員会で言って、ああ新委員、頑張ってるなと、見てるとそういうあれなんだよ。思うんだよ。これが、実際はそういうことも誰とも調整しないのに、私が調整してる限りは厳しいということを言ってるでしょ。そういうことは、もう虚偽の質問。あなたは那覇市とかそういうところとか、それからまた県知事にも言ってるでしょ。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――ますよということを、もう名指しでそういうこと言ってるでしょうあなたは。そういうことに対してはね、もう謝罪して済むような問題じゃないと思うよ。直接会って、おわびをする、謝罪をするということをね、強く求めます。

○西銘啓史郎委員長 ほかにありますか。
 仲村未央委員。

○仲村未央委員 先ほど本会議の取扱いも含めてそういう意見があったので、この後の取扱いに連動するという意味から、どうしても会派で一旦持ち帰る必要があったために先ほど時間をいただきました。
 それで結論から申し上げて、本人の申出のとおりこの発言―委員会に係る発言、これを取り下げる、取消しということについてはそれでよいと思っています。ただ一つ、この後の取扱いについて確認のために認識を本人に聞きたいんですけれども、先ほど来、誤った情報、誤った認識、それで勘違いをして思い込んだというようなことが繰り返し、御本人の発言ですけどね。今会派の中から強く疑義が出ているのは、繰り返し玉城知事が悪いということを何度も―一連の結果は玉城知事が悪いと、玉城知事に責任があるということ指摘をしています。それで、参考までに本会議でどのような発言をしているのかということについて確認をしましたところ、今議運に出されている資料は、下線の部分を取り消したいということですけれども、下線が引かれていない新垣委員の発言の中に、―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――というような発言があります。それで今、こちらの疑義としては、このように玉城知事の責任、それから日本ハムが出ていくということを名護市長のせいだと、それで市長選挙が―市長が変わったんだというようなことが当時も言われましたけれども、その部分は下線を引かれてないので、その認識で今も思っているのか。結果そうなってくると、結局このことを通じて政局に持ち込みたいがために、このような発言を―誤った情報、誤った認識、思い込みで取り立てたのかというふうなことになると―これは私たちの疑義ですけれども、それは到底看過できることではないですので、その発言をまず伺って、この後の議運、本会議の取扱いについて確認をしていきたいと思います。

○新垣新委員 その不可解な、今仲村委員がおっしゃったことにも、取り下げを行って、私の誤った認識、誤った情報の下で、このような発言に結びついたことにおわびします。誤った認識、思い込みを反省し、今後やっていきます。これも本会議では取り下げて、正直全て取り消してもいいという―私の一般質問その部分ですね、その気持ちがありますので、全て取り消して、誤った情報をうのみにして、調べた限りって言っても、このあれも球団とそごがあった、そういうものも含めて、私の思い込み、勘違い、県民に不可解な思いをあげたことにおわびを申し上げます。その部分―正直言って全て削除したいという気持ちで、委員会も本会議も気持ちがありますので、今後このような調査もしっかりしてやっていきたいと思います。思い込みのないように気をつけます。この問題は深く反省をしております。御迷惑をおかけしました。

○西銘啓史郎委員長 ほかにありますか。
 翁長雄治委員。

○翁長雄治委員 今の皆さんの質疑の中でもあるんですけども、私たちとしてはまず1点ですね、思い込み、認識違い、勘違い、誤った情報と。これまでずっと球団関係者と言い続けてきてるものが今、野球好きな人と。調査もしてない、調整もしていない。これってもう思い込みとかじゃなくて、しっかりうそであったと、やってませんということをはっきりしないと、ずっと今ファジーにしてるんですよ、話を。あやふやにして。だから実際は本当話し合ったけど、球団に怒られたからやめました、取り消しますにしか聞こえないんですよ。それでいいのか。そしたら、球団が言ったことは事実で、後で新垣委員が言って間が空いたらそれで終わって、また済んでしまうんですよ。今、ここに至るまで言ってたことは全部うそでしたとこれはっきり言うべきじゃないかなと思います。これはうちの会派としてはまず、これ。

○新垣新委員 すみません。うそはついていませんが、これ、私の誤った認識と、勘違いが多大な球団関係者において御迷惑をおかけしたっていうことと、その関係各位に、愛する野球の県民とか、そういう方々にも、深くおわびを申し上げたいと。うそはついてる気持ちはありません―受け止められるところもあるかもしれませんが、先ほど言ったブルペンとか運動場とか、そういう不満の意があったのは事実であって、10年のアニバーサリーとか、そういったもろもろは私の勘違いっていう形で、根掘り葉掘り何か違う形で言ってしまった、誤った認識で言ってしまった、思い込みでとありますが、この不満の意から自分の拡大解釈がおかしくなって、私の伝え方が、思い込みがあって、それが深く県民に、特に那覇市民、サッカーも野球関係者にも、与えたことにおわびを申し上げます。

○翁長雄治委員 球団の真意は、じゃあ何なんですか。新垣委員は今やり取りをしてると、ずっと。

○新垣新委員 答弁でも出てるように、同じような内容があって聞いたのは事実でありますが、しかし、この以後から、この10年のアニバーサリーとかそういったことを言った、決めつけた誤った考え、僕は不満の意があるという声を聞いたのは事実でありますけど、ただ、うそはついてる気持ちありません、そこから、自分が拡大解釈して、誤った思い込んだ認識で、本当に深くおわび申し上げます。

○翁長雄治委員 拡大解釈で、新垣委員が今回言ったことによって、球団からこれ間違ってるだろうと、この認識じゃないだろうと。これは間違ったこと言ってないっていうのは、この2時間ぐらい何だったのかって話ですよ。間違ったこと言ってるからこうなってるんですよ、今。

○西銘啓史郎委員長 休憩いたします。

○西銘啓史郎委員長 再開いたします。
 新垣新委員。

○新垣新委員 球団関係者とですね、不満の意―ブルペンとか削られる、ダッシュや遠投ができない、そういう話を聞いて、那覇市とも、球団関係者から聞いたときに、本当に選手を大事にしたいという形もはっきり聞いてて、非常にそのときに不満の意があったのは事実でありますし、ただ、そこから私が拡大解釈して、誤った認識でこのような発言になって、大変、自分の拡大解釈が、球団にも那覇市民にも、この思い込みの大変、責任を感じている問題で、そこから拡大解釈したっていう私の事実でございますので、この思い込み、調査をしっかりしなかったから、このような形でなったっていう形で、深くおわびを申し上げます。これは球団関係者にとっても、やはりここまでで止まって、それ以後は私の暴走、誤った考えでございますので、その件、思い込みが問題なもんですから、深くおわび申し上げます。

○翁長雄治委員 正直釈然としないです。これ以上やっても多分同じ問答にしかならないのでしませんけども、うちの会派南風としては、当初発言取り消させるべきじゃないと―このファジーな形でやるのは、させるべきじゃないけども、ただルール上、本人が取消しといったら取り消しせざるを得ないんじゃないかという話が出てるけれども、私たちとしては正直今の新垣委員の話にも答えにも、全くもって釈然としません。そしたらもう言いたい放題ですよ。調査しなくても、拡大解釈で全部言いたい放題なりますよ、我々も。それじゃ駄目じゃないですか。これだけは、しっかり今言ってですね。
 進行お願いします。

○西銘啓史郎委員長 ほかにありませんか。
 山内末子委員。

○山内末子委員 会派のほうでもまず確認をしていただきたいということで、先ほどもありましたけれど、本当にあなたの発言が、自分の思い込み、勘違い、認識違いっていうことで片づけられるのかどうかっていうことを確認してほしいということで、先ほど来ありました。今の発言聞いていましても、この中でも、二転三転あなたは今してますよ。那覇市とも調整してないって言ってました、先ほど。でもさっきまたしたって言ってました。

○新垣新委員 いえ、したって言ってないですよ。

○山内末子委員 言いました。自分の発言にもうちょっと、本当にもう―今私たちも真剣に聞いてるんですよ。言ってることに対して責任持ってください。これもう連動しますので、本会議であなたが言ってる、球団関係者、前フロント、現フロントとも話し合い、意見交換しましたけれどっていうような、そういうことについても、それでは全て意見交換もしてないってことですよね。してなくって、球団やあるいは野球関係者の皆さんたちとの世間話の中で、よもやま話の中で、そういう雰囲気の中で、あなたは委員会でも発言をし、そして本会議でもそういう発言をした。そういうふうに理解してよろしいですか。

○新垣新委員 今、那覇市の観光課とは、話合いしたこと、意見交換したことはありません。これを訂正させていただきます。
 前フロント、現フロントっていうものに関して、先ほども申し上げましたが、委員会や議会の答弁でも、陸上競技場、ダッシュ、遠投、妨げにならないかっていうことを聞いたのは事実でありますし、そこで、そこから私が拡大解釈、勘違いして、アニバーサリーとか10年とか、そういったことに私の思い込みが、このような誤解と不信感を招いたということに、反省をしています。この調査の在り方、今後気をつけてやっていきます。

○山内末子委員 薄っぺらなんです。反省が。真意が分からなくて、誰とも、そのあなたの言った発言が一体、真意はどうなのかって―思い込み、勘違い、認識違いではなくって、意図を持ってもしかしたら発言していたのかなと。先ほど仲村未央委員からもありました。究極のところは、玉城知事にその責任を押しつけるようなね、一体何をしたいのか、J1を誘致したいのか、それともジャイアンツを、もういなくなってもいいのか、そのどちらにもとれる。どちらも分からない。意図も分からない。発言も、誰とした発言をしたのかっていうのもないし、意図をもって、もしかしたらそれだけに集中して、発言をしていたのか、そういうような思い込みにも我々を思ってしまったりします。ですから取扱いとしまして、御本人から十分反省をしながら、取消しをしてほしいっていうことについて、取消しするのはいいとしても、でも、先ほど来ありますように取り消してしまったらこれで終わりかっていって、それでそういう形の中でジャイアンツさんやJ1さん、それから那覇市さん、それから本当に全てのスポーツファンの皆さんたちに、どういうふうにあなたがしっかりと説明をして責任を取っていくのか。ここは私たちは委員会です。議会です。議会の中で議会の議員がこういう発言をして、こういう状況になったっていうことを、私もう何度も言いますけど、恥ずかしい思いをしてますし、あなたがどう態度を取っていくのか、十分ここを示していただきたいと思ってます。委員会の中でですから、その発言取消しについては皆さんと一致してよろしいです。

○西銘啓史郎委員長 ほかに御意見はありませんか。
 大城憲幸委員。

○大城憲幸委員 今厳しい意見があったとおりです。形が違いますけれども、こういう議場での発言、身の振る舞いで謝罪をするのは、新垣委員、2度目になりますので、しっかりと反省して、二度とこのようなことがないようにお願いをします。あとはもう手続、取消しをして前に進めていただきたいと思います。
 以上です。

○西銘啓史郎委員長 今、各会派から会派の議論状況もありました。一部の会派からはもうこの取消しについては賛成というか進めてほしいということと、我々委員会としても、この委員会での発言の取消しを認めるしか権限ありませんので、一般質問の件はまた本会議で、議論も含めて議論してもらうということで、今回の新委員からのこの発言の取消しについてお諮りをしたいと思います。
 玉城武光委員。

○玉城武光委員 はっきりとしてね、全部うそだったということをはっきり言ったほうがいいんじゃないですか。

○新垣新委員 結果はうそではなく、先ほども山内末子委員が言ったように、その後の解釈が―不満の意っていう形から私の思い込みと勘違いでこんな傷つけて、こういう形で発言したことに、知事に対しても、先ほども言いましたが、速やかに、私も一大人の責任として、知事にも謝罪していきたいと思っておりますし、うそはついてる気持ちはありませんので。それは―すみません、いいですか。私の思い込み、勘違いが、うそと受け止められても仕方ないことに、思い込みにですね、うそと受け止められることにおわびを申し上げます。

○玉城武光委員 こういうあれではね、あなたの真意は伝わらないよ。実際は。はっきりしてるのは、あなたは事実に基づかないことを発言してるわけよね、質問してるわけよね。事実に基づいてないんですよ。どこであったかというとあってない。ジャイアンツから聞いたのかというとジャイアンツからも聞いてない。でしょ。そういうことをはっきり、事実じゃなかったと、じゃあ。事実じゃなかったことをはっきり言ってほしいんだよ。

○新垣新委員 分かりにくかったと思いますが、前フロント、現フロントにこのような―先ほども言いましたが、前フロントとはこういった細かい、グランドとか、ああいうのもお話も聞いてます。現フロント関係者には、名前は言いませんが、電話で、ブルペンとか、陸上競技場がっていう話は聞いて、それ以後から私の誤った認識の拡大解釈で、発言したっていう形ですね。本当に不満の―おわびを申し上げます。思い込みですね。

○西銘啓史郎委員長 よろしいですか。もう一回整理をさせてください。
 休憩いたします。

○西銘啓史郎委員長 再開いたします。
 この際、お諮りいたします。新垣新委員からの発言の取消しの申出について、これを許可することに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○西銘啓史郎委員長 御異議なしと認めます。
 よって、さよう決定いたしました。
 以上で本日の議題は終了いたしました。
 委員の皆さん大変御苦労さまでした。
 本日の委員会は、これをもって散会いたします。






沖縄県議会委員会条例第27条第1項の規定によりここに署名する。


  委 員 長  西 銘 啓史郎