本日の委員会に付した事件
１ 認定第１号 平成14年度沖縄県一般会計決算の認定について
２ 認定第２号 平成14年度沖縄県農業改良資金特別会計決算の認定について
３ 認定第３号 平成14年度沖縄県小規模企業者等設備導入資金特別会計決算の認定について
４ 認定第４号 平成14年度沖縄県中小企業振興資金特別会計決算の認定について
５ 認定第５号 平成14年度沖縄県下地島空港特別会計決算の認定について
６ 認定第６号 平成14年度沖縄県母子寡婦福祉資金特別会計決算の認定について
７ 認定第７号 平成14年度沖縄県下水道事業特別会計決算の認定について
８ 認定第８号 平成14年度沖縄県所有者不明土地管理特別会計決算の認定について
９ 認定第９号 平成14年度旧琉球政府の債権及び債務の処理に関する特別会計決算の認定について
10 認定第10号 平成14年度沖縄県沿岸漁業改善資金特別会計決算の認定について
11 認定第11号 平成14年度沖縄県中央卸売市場事業特別会計決算の認定について
12 認定第12号 平成14年度沖縄県林業改善資金特別会計決算の認定について
13 認定第13号 平成14年度沖縄県中城湾港（新港地区）臨海部土地造成事業特別会計決算の認定について
14 認定第14号 平成14年度沖縄県宜野湾港整備事業特別会計決算の認定について
15 認定第15号 平成14年度沖縄県自由貿易地域特別会計決算の認定について
16 認定第16号 平成14年度沖縄県産業振興基金特別会計決算の認定について
17 認定第17号 平成14年度沖縄県中城湾港（新港地区）整備事業特別会計決算の認定について
18 認定第18号 平成14年度沖縄県中城湾港マリン・タウン特別会計決算の認定について
19 認定第19号 平成14年度沖縄県駐車場事業特別会計決算の認定について
20 認定第20号 平成14年度沖縄県公共用地先行取得事業特別会計決算の認定について
21 認定第21号 平成14年度沖縄県中城湾港（泡瀬地区）臨海部土地造成事業特別会計決算の認定について
22 認定第22号 平成14年度沖縄県病院事業会計決算の認定について
23 認定第23号 平成14年度沖縄県水道事業会計決算の認定について
24 認定第24号 平成14年度沖縄県工業用水道事業会計決算の認定について
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○安次富修委員長 ただいまから決算特別委員会を開会いたします。
平成15年第４回議会認定第１号から同認定第24号までの決算24件を一括して議題といたします。
休憩いたします。
（休憩中に議案の採決の順序及び方法について協 議）
○安次富修委員長 再開いたします。
これより各決算の採決を行います。
まず、平成15年第４回議会認定第１号「平成14年度沖縄県一般会計決算の認定について」の採決を行いますが、その前に意見、討論等はありませんか。
新垣米子委員。
○新垣米子委員 この平成14年度の一般会計の決算ですが、私たちは予算の採決に当たっても討論いたしましたように、沖縄平和賞のこの問題については共産党のみならず、野党も含めて反対の立場で修正案も出して反対をして、そのことが執行されていることですね。あと、基地の問題でのＳＡＣＯの問題でもそのものがそのとおりやっています。その間、相変わらずいろんな相次ぐ事件や事故、そして演習、そういう被害がずっと引き続き行われて、県民の暮らし、命が脅かされているという事実の問題。そして、合併の問題でも離島町村から島を守るということでの反対の決議も上げられている中で、この推進のための予算が執行されてきている。あと、介護の問題でも私たちは沖縄県のお年寄りの皆さんのこれだけの高負担について減免、免除そのものを求めてきましたが、この間の質疑で沖縄県介護保険広域連合も７億円の黒字が出ているという実態からしても、本当に大変なお年寄りへの、高齢者への負担がその中でも明らかになっている問題があります。そして、高校授業料の問題についても私たちは反対の立場で討議しました。そして、減免の問題が８％ぎりぎりでも努力していくということがこの間で言われたんですが、結果としては７％前後の推移で実際、そのことの努力が行われていないということも質疑の中で明らかになりました。そして最後に、これは全委員からも指摘がされたことなんですが、繰り越しの問題、執行率の問題ですね、そして不用額の多さの問題、今の県経済の落ち込みや県民の暮らしのこの生活実態からして、本当にこういう予算の執行の状況でいいのかという問題が多くの委員の皆さんからも指摘されました。そういう立場から、私たちは本決算に同意できないということで、反対の立場を表明したいと思います。具体的には、決算の本会議でもそういうことで討論していきたいと思います。
○安次富修委員長 ほかに意見・討論等はありませんか。
伊波常洋委員。
○伊波常洋委員 平成14年度の一般会計認定に賛成します。ただいま反対意見の中にるるありました、沖縄平和賞、第１回受賞終わって沖縄から平和の発信、目的どおり達成されたと思います。それから、合併についてもこれは何も強制ではありません。ただ、自治の合理化、サービスを合理化するために推進をするだけであって、決して強制ではありません。それから介護保険も、これは沖縄県の特殊事情もあるし、その分また国から沖縄県だけの特別補助も設けられております。高校授業料についてもこれはやはり義務教育ではないんですから、ある程度の受益者負担はこれは原則です。ただ、減免率、これは今反対討論の中にもありましたね。これは条例のぎりぎりまで上げていく必要はあろうかと思います。それから、繰越額、不用額についても、これも確かにおっしゃるとおりです。これも努力目標として執行部には頑張っていただきたいと思います。いずれにしろ、今回の平成14年度沖縄県一般会計の決算については稲嶺県政の公約どおりの執行だったと認定します。
○安次富修委員長 ほかに意見・討論等はありませんか。
（「なし」と呼ぶ者あり）
○安次富修委員長 意見・討論等なしと認めます。
以上で、意見、討論等を終結いたします。
これより、平成15年第４回議会認定第１号を採決いたします。
本決算は、挙手により採決いたします。
なお、挙手しない者は、これを否とみなします。
お諮りいたします。
本決算は、認定することに賛成の諸君の挙手を求めます。
（賛成者挙手）
○安次富修委員長 挙手多数であります。
よって、平成15年第４回議会認定第１号は認定されました。
次に、平成15年第４回議会認定第21号「平成14年度沖縄県中城湾港（泡瀬地区）臨海部土地造成事業特別会計決算の認定について」の採決を行いますが、その前に意見、討論等はありませんか。
新垣米子委員。
○新垣米子委員 平成14年度沖縄県中城湾港（泡瀬地区）臨海部土地造成事業の特別会計は、工事の具体的な執行の予算ではない、中身ではありますが。いずれにしても、それは造成していくというための予算です。そういう意味で、私たちはこの問題は最初から、予算の編成そのものから反対の立場を貫いてまいりましたので、決算においても反対を表明します。
○安次富修委員長 ほかに、意見討論等はありませんか。
小渡亨委員。
○小渡亨委員 平成15年第４回議会認定第21号に対して賛成であります。沖縄市民、あるいは中部の方々の意思は、この工事の続行であります。去る衆議院選挙、その前の県知事選挙、その前の市議選挙、市長選挙、県議選挙、すべて推進派が大勝しております。そういった意味で、市民の合意を得られた事業でありますから、これはしっかりと認定して次年度以降につなげていきたいと思います。
○安次富修委員長 ほかに、意見討論等はありませんか。
糸数慶子委員。
○糸数慶子委員 認定第21号の採決に加わることはできませんので、退場いたします。
○安次富修委員長 休憩いたします。
（休憩中に糸数慶子委員退室）
○安次富修委員長 再開いたします。
ほかに意見・討論等はありませんか。
（「なし」と呼ぶ者あり）
○安次富修委員長 意見・討論等なしと認めます。
以上で意見、討論等を終結いたします。
これより、平成15年第４回議会認定第21号を採決いたします。
本決算は、挙手により採決いたします。
なお、挙手しない者は、これを否とみなします。
お諮りいたします。
本決算は、認定することに賛成の諸君の挙手を求めます。
（賛成者挙手）
○安次富修委員長 挙手多数であります。
よって、平成15年第４回議会認定第21号は認定されました。
○安次富修委員長 休憩いたします。
（休憩中に糸数慶子委員入室）
○安次富修委員長 再開いたします。
次に、平成15年第４回議会認定第２号から同認定第20号まで及び同認定第22号から同認定第24号までの決算22件を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
ただいまの決算22件は、認定することに御異議ありませんか。
（「異議なし」と呼ぶ者あり）
○安次富修委員長 御異議なしと認めます。
よって、平成15年第４回議会認定第２号から同認定第20号まで及び同認定第22号から同認定第24号までの決算22件は認定されました。
以上で、本委員会に付託されました決算24件の審査はすべて終了いたしました。
委員の皆さんには、連日、熱心に審査に当たっていただきまして、大変御苦労さまでございました。
本日の委員会は、これをもって散会いたします。
午前10時13分散会