陳情文書表

受理番号第168号 付託委員会土木環境委員会
受理年月日令和5年11月22日 付託年月日令和5年12月11日
件名 沖縄県総合運動公園庭球場のハードコートへの改修に反対し、現状の砂入り人工芝コートでの改修を求める陳情
提出者沖縄県ソフトテニス連盟
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要旨


 先日、県テニス協会から令和16年に開催見込みの国民スポーツ大会に向けて、県総合運動公園庭球場16面をハードコートに改修する陳情が提出された。陳情趣旨については理解するが、①ハードコートは表面が硬いことから足腰への負担が大きく、生涯スポーツのためには身体に優しい砂入り人工芝コートが最適であること、②成長期にある子供においては、故障の予防に努めることが最も重要であり身体に優しい砂入り人工芝コートが望ましいこと、③ハードコートは少雨でも滑りやすくなり使用できなくなるが、砂入り人工芝コートはプレーに支障が生じず、水はけも抜群であることから、突然の降雨の多い沖縄県においては大会運営や練習に最適であることなどの理由から同陳情に反対である。
 ソフトテニス競技は、全国規模の大きな大会から地域の大会まで、ほぼ全てが砂入り人工芝コートで実施されている。沖縄県では、1か所に16面を設置している施設は同庭球場以外になく、今後も全国規模の大会誘致に向けて同庭球場が必要である。また、県内においても我々の主要大会は同庭球場16面を使用して年間20回行われており、ソフトテニス競技において、同庭球場の利用率は非常に高く、同競技を愛好する県民の生涯スポーツ実現のためにも、必要不可欠なものである。
 ついては、ハードコートは別の場所での新設を検討し、現状の砂入り人工芝コートでの改修を行うよう配慮してもらいたい。