陳情文書表

受理番号第43号 付託委員会総務企画委員会
受理年月日令和3年3月2日 付託年月日令和3年3月17日
件名 国道449号(名護・本部地区)での粉じん等の環境調査の実施と過積載車両の取締りを求める陳情
提出者*******
要旨


 名護市から本部町にかけての国道449号北側には多くの鉱山(石灰岩の砕石場)が続いている。この国道は、美ら海水族館等に向かう多くの観光客の車両が走る県内でも有数の観光道路であるが、土砂が削られた景観上の問題や、土砂・石材を搬送するダンプトラックによる粉じん等の問題が極めて深刻な状況となっている。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 土砂・石材を搬送するダンプトラックには、明らかに過積載の車両が多い。また、不正改造(整備不良)車や番号表示のない車両も目立つことから、県警は、これらの違反車両を厳正に取り締まること。

採択された請願・陳情の処理経過及び結果について(報告)

報告を求めた者公安委員会
報告内容

(処理経過及び結果)
1 国道449号の交通の安全確保については、過積載車両や不整備車両のみならず、重大な交通事故の要因となる速度超過や信号無視等の違反等も含めて取締ることによって、安全な交通環境が確保されるものと考えており、県警察では、交通取締りや警ら活動を推進し、違反が認定された場合には、検挙するなどして適正に対処しております。
  過積載については、道路の構造に損傷を与えるほか、制動距離が延び、衝突時における衝撃力が増加し重大事故につながりやすい危険な行為であるため、違反の実態に応じて取締りを推進しながら、検挙した場合などには、沖縄総合事務局と連携を図るなどして、過積載防止対策を推進しております。
  国道449号を走行するダンプカーによる過積載違反取締りについては、名護署及び本部署のほか、交通機動隊において取締りを行っており、検挙があった場合には、沖縄総合事務局等へ通知するなどしております。
  県警察といたしましては、今後も継続して取締りの推進及び関係機関と連携を図りながら、交通の安全を確保していく所存であります。