陳情文書表

受理番号第228号 付託委員会文教厚生委員会
受理年月日令和3年11月11日 付託年月日令和3年11月25日
件名 未成年者への新型コロナワクチン接種及び未接種者への差別に関する陳情
提出者未成年者への新型コロナワクチン接種について考える会
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要旨


 新型コロナウイルス感染症について、子供の死者及び重症者がほとんどいない中、事実上初めて人へ実用化される新型コロナワクチンを健康な子供たちに接種することが促進されていることに、私たちは違和感を覚えている。また、県内におけるワクチン接種による10代以下の副反応の実態が調査されておらず、リスク面での情報開示が不透明なまま、接種対象年齢を5歳まで引き下げることが検討されており、親から不安の声が多数上がってきている。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 県内の幼稚園、小・中・高等学校及び大学に在籍する子供の保護者並びに教育指導者に対して、新型コロナワクチンについての以下のリスク、ベネフィットに関する情報周知を徹底すること。
(1)新型コロナワクチンは、従来の不活化ワクチン、生ワクチンとは全く違うタイプの遺伝子ワクチンであり、中長期における安全性がまだ分かっておらず、国内では「特例承認」されたものであること。
(2)ファイザー社のmRNAワクチンに関しては現在も治験完了日は令和5年5月2日となっており、接種後の健康被害については未知数であること。
(3)新型コロナウイルス感染症に係る10代以下の死亡者数は国内では累計3名、重症者は0人(令和3年ll月2日時点)と、子供たちへの影響がほとんどないこと。
(4)国内におけるmRNAワクチン接種後、約9か月間で、1312名の死亡者及び5204人の重篤な副反応が報告されており、中でも免疫反応が強く出やすい10代以下の未成年者には、重篤者が140名、死亡者が3名出ている。コロナウイルス感染症での死亡者、重症者とワクチン接種後の健康被害を比較した際のリスクを可視化すること。
(5)接種後の副反応事例として、10代は心筋炎が多く発生していること。
2 県内における未成年者の新型コロナワクチン接種後の副反応及び健康被害の実態を調査し、その結果を公表すること。
3 未接種者への同調圧力及び差別が生じないための啓発活動を各学校、教育機関に実施すること。