要旨
沖縄県中央卸売市場協会は、沖縄県中央卸売市場内で営業している卸売業者(1社)、仲卸業者(14社)、売買参加者(63社)及び関連事業者(15社)から構成され、県内、国内外から集められた青果物等を量販店をはじめ、学校給食や観光ホテル、飲食店などに安定的に供給を行っており、取扱数量は年間で約5万トン、1日当たり約200トンと県内青果物流通の中心的な機能を担っている。
しかし、2年以上に及ぶコロナ感染拡大の状況下で、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置により観光業や飲食店の需要は大きく減少し、学校給食納品のキャンセルも相次いでいる。このため、仲卸・買参人の経営は大変厳しく、一部においては経営の継続が困難となり、あるいは廃業も想定される状況である。この仲卸・買参人の経営悪化は、市場の価格形成に大きな影響を及ぼし、価格低迷は県内生産者の経営に直結することから、市場機能の維持は県内農業にとっても大変重要である。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 減少した売上(給食・外食関連・ホテル関連)に対する支援措置を行うこと。
2 市場施設使用料(家賃)を免除すること。 |