陳情文書表

受理番号第188号 付託委員会総務企画委員会
受理年月日令和2年11月13日 付託年月日令和2年11月25日
件名 美ぎ島美しゃ(宮古・八重山)圏域の振興発展に関する陳情
提出者美ぎ島美しゃ市町村会
会長 宮古島市長 下地 敏彦
要旨


 このたび、美ぎ島美しゃ市町村会は、宮古・八重山圏域における喫緊の課題や財政的に解決が困難な課題等を次のとおり取りまとめた。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 今後の過疎対策の在り方について
  過疎地域のうち特に離島は、地理的条件から全てのインフラ整備に関し、公共施設の集中的な整備や公共施設等の合理的な統廃合ができないことから、現在においても、過疎地域以外との格差はもとより、離島間の格差もいまだに是正できない状況である。また、離島間で人口動態も異なることから、現行の人口要因では十分な過疎対策が図られていない。
  ついては、画一的な要因のみではなく、特に実情が多様化する離島市町村に対し、隅々まで対策が行き渡り、長期的かつ実情に応じた柔軟で実効性のある過疎対策支援がなされ、その成果が確実に図れるよう制度を継続すること。
2 遠隔会議システム構築の支援について
  竹富町は9つの有人島があるが、今回の新型コロナウイルス感染症により各種会議が中止となるなど行政運営に影響が出ている。今後も同様な感染リスク回避や自然災害等の緊急時における遠隔会議システムの構築が必要であるため、構築の際に求められる技術及び想定される多額の費用について、支援すること。