要旨
今年3月15日から18日にかけ、嘉手納基地では連日、早朝からエンジン調整、F15戦闘機等の断続的な離発着、基地上空での旋回等の飛行訓練が繰り返された。夜遅くまで激しい騒音がまき散らされ、町立幼稚園の修了式や小学校等の卒業式も騒音発生により妨げられた。町の測定調査によると、この4日間の1日平均騒音発生回数は屋良測定局133回、嘉手納測定局136回、兼久測定局95回、ロータリープラザ測定局141回となっており、前年同月の1日平均回数と比較すると屋良で112回増(約6.3倍)、嘉手納99回増(約3.7倍)、兼久77回増(約5.4倍)と町全域で激化している。米軍からは「即応性を維持するため航空機の運用が増加した」との説明があったが、本町に38件もの騒音や悪臭に関する苦情が寄せられており、町民の怒りは頂点に達しつつある。また、同月22日にはCV22オスプレイ3機が飛来しており、米軍の嘉手納基地運用は町民の受忍限度をはるかに超え、断じて容認できない。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 騒音防止協定を遵守し、嘉手納基地の騒音軽減を確実に実施すること。
2 嘉手納基地の負担軽減に向け、具体的な取組を速やかに実施すること。
3 嘉手納基地へのCV22オスプレイの飛来を中止すること。 |