要旨
離島県である沖縄県においては、宮古・八重山を含む先島諸島での生産活動に占める運賃の割合が高く、農家経営に大きく影響を及ぼしていたが、平成24年度から農林水産物流通条件不利性解消事業により那覇から鹿児島までの輸送費相当額の補助が実施されたことから、生産者の所得向上が図られるとともに、生産者の生産意欲が向上し、規模拡大及び新規就農者の増加につながっている。
しかしながら、近年の全国的な輸送費の高騰によって生産者の経費負担が増加しており、事業費の増額要望もある。また、当該事業に該当しない品目においても県外への出荷量が増加している品目もあり、対象品目の追加要望もある。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 農林水産物流通条件不利性解消事業費について、沖縄県から鹿児島県までの高騰している輸送費の差額分を増額すること。
2 対象品目について、ハーブ類、モロヘイヤ及び球根類の3品目を追加すること。 |