要旨
2022年２月より５歳から11歳までの子供へ新型コロナワクチンを接種する予定との発表があった。このワクチンは、いまだに感染予防効果は実証されておらず、第Ⅲ相臨床試験中でもあり、中長期の影響は当然不明である。また、これまでのデータから見ても、子供にとってこのワクチンを接種するメリットは少ないと思われるが、海外に続けと言わんばかりに、接種を進めようとする国の姿勢に、私たちは疑問と不安を感じている。このワクチンが真に沖縄の子供たちの健康を守るものであると言えるのか。今こそ議論や検証を行い、県としても慎重に対応してほしい。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
１ 接種はあくまでも任意なので、強制的な言葉や強く接種を促す表現のない中立的な立場で告知をすること。メリット、デメリット及び現時点で不明なことは不明であるということを、きちんと分かるように情報提供すること。
２ 経過観察や体調確認など、より注意が必要な小児への接種は、集団接種ではなく、かかりつけ医や指定病院での個別接種を行うこと。
３ 勧奨につながる接種券の個別発送はせず、希望者が役場に申請する形にすること。 |