要旨
令和2年11月16日に横田基地からCV22オスプレイ3機が、また同月20日にも岩国基地からFA18戦闘攻撃機2機が飛来するなど、町民からは相次ぐ外来機飛来に伴う訓練激化による騒音増大、航空機の墜落事故を不安視する声が上がっている。さらに、12月7日から11日にかけて嘉手納基地内では即応訓練が実施され、昼夜を問わない飛行訓練による騒音、サイレン音や拡声器放送が鳴り響くなど、騒音の激化は町民の受忍限度をはるかに超えており、米軍の傍若無人な基地運用に強い憤りを禁じ得ない。
このような状況下、在沖海兵隊は先月24日に海兵航空嘉手納連絡隊の格納庫を披露する式典を開催した。沖縄防衛局からの同施設に関する照会に対し、米軍は「施設の改修、更新はF35B戦闘機の将来的常駐配備を目的としたものとの事実はない」と常駐は否定したが、町民からは、格納庫周辺に屋根付駐機場も整備され、今後、外来機の飛来が相次ぎ騒音激化及び機能強化につながるとの懸念の声が高まっている。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 嘉手納基地への外来機の飛来を中止すること。
2 騒音防止協定を遵守し、嘉手納基地の騒音軽減を確実に実施すること。
3 嘉手納基地の負担軽減に向けた取組を速やかに実施すること。 |