陳情文書表

受理番号第171号 付託委員会経済労働委員会
受理年月日令和4年12月5日 付託年月日令和4年12月13日
件名 学校給食用向け牛乳休止期間中における生乳に関する陳情
提出者沖縄県酪農農業協同組合
*************
要旨


 沖縄県内の酪農家が生産した生乳に占める学校給食用向け牛乳への比率は全国に比べて非常に高く、通常期には生乳生産量が不足し、増産を求められるが、学校が長期休み(夏休み、冬休み及び春休み)になると多量の余剰乳が発生する。現実、増産をすればするほど学校給食用向け牛乳休止期間中には余剰乳が発生し、製品への生乳使用率の引上げや県外移出による加工処理(脱脂粉乳・バターに加工)等の対応により、酪農家の収入は大きく減少し、酪農経営の存続に影響を及ぼしている。引き続き、酪農経営を安定して継続するためには学校給食用牛乳との差額の補塡が必要である。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 コロナ禍にかかわらず酪農経営を安定して継続させるため、学校給食用向け牛乳休止期間中において用途別に使用された余剰乳と学校給食用牛乳との差額を補塡すること。