要旨
10月24日、沖縄県とボリビア・サンタクルス州の姉妹都市提携30周年を記念して、文化講演会「オキナワとの絆」がボリビア多民族国大使館等の尽力により開催された。また、10月31日から第7回世界のウチナーンチュ大会が開催され、同国からもボリビア沖縄県人会長をはじめ多くの県系人が参加する予定である。過去には、移住者子弟農業留学生や、技術研修員を受け入れる事業等があった。県の他の姉妹都市であるハワイ州や福建省と比べ、サンタクルス州との交流の機会が限られていることから、同国のウチナーンチュネットワークの継承・強化という視点でも、同州との姉妹都市交流の活性化が期待されている。
ついては、下記事項に係る取組について予算措置し、継続した交流を図るよう配慮してもらいたい。
記
1 ボリビア沖縄県人会では2世から3世へ世代交代が進み、現在では、4世などの若い世代が活動の中心となってきていることから、若い世代に沖縄の伝統文化やチムググルを伝えるため、沖縄から文化芸能の指導者を派遣し、県系人をはじめ現地の方との交流を活性化するような取組を検討すること。
2 JICAが実施している「OKINAWA TO 沖縄プロジェクト」のような沖縄との経済交流を促進するプロジェクト等について支援し、さらなる経済交流の発展が図られるよう配慮すること。 |