陳情文書表

受理番号第81号 付託委員会土木環境委員会
受理年月日令和4年6月6日 付託年月日令和4年6月14日
件名 離島空港における国際線受入れ体制維持支援に関する陳情
提出者下地島エアポートマネジメント株式会社
**************
要旨


 現行の沖縄県総合交通体系基本計画では、県の交通政策における国際航空に関する課題として、「県内各拠点空港における国際線の受入機能の強化」が挙げられており、2013年の新石垣空港国際線ターミナル竣工、2019年の下地島空港国際線ターミナル竣工により、宮古・八重山圏域においても国際線定期便の受入れ機能が整備された。また、2019年の那覇空港国際線ターミナル拡張、2022年の新石垣空港国際線ターミナル拡張により、施設の受入れ能力向上が図られている。現在、同計画の改定作業が進められているが、その素案では、宮古・八重山圏域は「世界と直接つながる国際的な離島」と位置づけられ、その特徴を生かした経済発展が今後求められる。このように上位計画で地域経済の基盤として重要な位置づけがある中、離島の空港においても国際線受入れ体制(グランドハンドリング等)の維持を民間企業の努力により担ってきた。一方、新型コロナウイルス感染拡大により、新石垣空港・下地島空港ともに、2020年2月から国際線の運航が停止し、国際航空便受入れ体制の維持が民間企業の大きな負担となっている。このままでは新型コロナ終息後の速やかな国際線再開に支障が出ることが想定される。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 航空機地上支援機材の県有・共有化や器材庫の整備など、離島空港における国際線グランドハンドリング体制の維持・強化について支援すること。