要旨
昨年、うるま市が実施した宮城島池味集落西側の急傾斜面上部のびょうぶ岩に係る調査において、「びょうぶ岩の浸食に伴うひび割れの進行、亀裂拡大や過去にびょうぶ岩から剝落した岩、中には10メートル以上の岩もある。一部の落石の到達線上には住宅街があり、危険度が高い。」という調査結果が出された。
また、当該びょうぶ岩を調査研究している学識経験者らは、びょうぶ岩と集落の間の斜面上に数トン級の岩などが点在しており、このような岩は大雨や台風、地震等によって徐々に集落内に転げ落ちる危険性があるとの見解を述べている。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 県は、土砂災害警戒区域等の指定に基づく災害防止対策の早期事業化を図ること。
2 県は、当該びょうぶ岩の劣化状態及び当該急傾斜面の岩の状態(危険度)について、定期的に調査・確認すること。
3 県は、当該びょうぶ岩及び当該急傾斜面に特化したハザードマップを作成すること。 |