陳情文書表

受理番号第9号 付託委員会米軍基地関係特別委員会
受理年月日令和3年12月27日 付託年月日令和4年2月15日
件名 キャンプ・ハンセン等における新型コロナウイルス感染症のクラスター発生に対し徹底した対策を求める陳情
提出者名護市議会議長
大城 秀樹
要旨


 2021年12月17日、在沖米海兵隊は米軍キャンプ・ハンセンにおける新型コロナウイルス感染症のクラスター発生を発表した。玉城知事が同日会見を行い、同基地で働く日本人従業員にも感染が広がり、世界で猛威を振るう新たな変異株「オミクロン株」であることも判明した。基地内の感染をめぐっては、昨年も必要な情報が県側に伝えられず問題となったばかりで、県民の命や健康に関わる保健衛生の分野でも基地の壁が立ちはだかっている。クラスターの発生したキャンプ・ハンセンは、名護市所在のキャンプ・シュワブと接続し、訓練等での基地間の往来があることからも、名護市への感染流入の危険性が大いにある。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 キャンプ・ハンセン及び県内全ての米軍基地内における感染拡大防止対策を徹底して確実に実施すること。
2 キャンプ・ハンセン及び感染者の発生した基地からの米軍人並びに軍属の外出禁止を徹底すること。
3 キャンプ・ハンセン及び感染者の発生した基地からの米軍人並びに軍属の基地間移動を禁止すること。
4 日米地位協定を抜本的に改定し、国内法の遵守を徹底すること。