陳情文書表

受理番号第157号 付託委員会文教厚生委員会
受理年月日令和4年11月14日 付託年月日令和4年11月30日
件名 旧県立八重山病院跡地を医療機関へ提供(売買あるいは賃貸)するよう求める陳情
提出者石垣市議会議長
我喜屋 隆次
要旨


 旧八重山病院跡地の利活用について、病院事業局長は、令和4年10月12日の県議会本会議において、現在、八重山病院から職員住宅用地として利活用したいとの要望が上がっており、事業局として職員住宅の必要戸数や面積等について検討していきたいとの方向性を示した。同病院の職員住宅は40戸あるものの当初より100人増加し住居不足が課題というが、当該課題の解消は、民間施設の借上げで対応可能であることや同病院隣接地に県有地があることを考えれば、必ずしも同跡地に職員住宅を設ける必要はない。
 大規模な医療施設は施設建設地の借上げも厳しく、適正な場所を見つけることが非常に困難であることを考えれば、同跡地こそ医療機関の建設に必要な場所である。同跡地に医療機関があれば、市街地にバランスよく医療機関を配置できる。また、路線バスの運行地域であることから市北部西部の住民はもとより、周辺離島住民のバスを利用した通院も可能となり、多くの市民の利便性向上が期待できる。八重山の医療を守る郡民の会も同跡地は医療施設建設地として適地であるとしており、当市議会も令和元年9月17日に「旧県立八重山病院跡地に医療機関設置を求める意見書」を可決している。
 ついては、一日も早く旧県立八重山病院跡地を医療機関へ提供(売買あるいは賃貸)するよう、関係当局の理解及び取組につき配慮してもらいたい。