要旨
7月下旬から8月上旬の数日間にわたる台風6号来襲による航空便の欠航等のため、30万人以上の人々の移動に影響があり、長期にわたる延泊を余儀なくされた観光客も多数発生した。観光事業者においては、停電や断水による事業活動の停止、建物の損壊等が発生したとともに、観光客の予約キャンセル増大により収入損失が発生するなど、これまでにない多大な影響を受けている。
このような状況を鑑み、一般財団法人沖縄観光コンベンションビューローにおいて台風6号に関する被害実態調査を実施した後、当協議会で意見交換会を開催し、災害に強い沖縄観光を実現するための今後の対応に関する意見を取りまとめた。
ついては、台風等の災害時において観光客が安全・安心に過ごせる環境を整備し、本県観光産業の持続的な事業活動への支援のため、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 抜本的な停電対策として、電線地中化への取組を一層推進すること。 |