陳情文書表

受理番号第89号の2 付託委員会文教厚生委員会
受理年月日令和3年4月27日 付託年月日令和3年6月15日
件名 コロナ禍における観光産業支援に向けた取組を求める陳情
提出者沖縄ツーリズム産業団体協議会
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要旨


 新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、本年4月9日に政府はまん延防止等重点措置の適用対象として沖縄県を4月12日から5月5日まで指定し、さらに5月11日まで延長した。これにより対策がゴールデンウィーク期間にかかり、県内の観光産業はますます逼迫した経営状況に置かれ、このままではその存続が危ぶまれるおそれがある。私たちは、4月13日に意見交換会を開催し、業界として現状を打破するための今後の対応に関する意見を取りまとめた。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 観光客が安心して来県できる体制整備のための強力な対策を講ずること。
(1)県内でのワクチンの早期接種、土日・祝日及び夜間の接種場所の確保、独居高齢者等への交通手段の提供、感染拡大地域への優先配分等の体制を構築すること。

採択された請願・陳情の処理経過及び結果について(報告)

報告を求めた者知事
報告内容

(処理経過及び結果)
1の(1)について
 県は、市町村におけるワクチン接種を補完するため、市町村と連携し、県の設置するワクチン接種センターにおいて接種を行っております。
 ワクチン接種センターの運営時間につきましては、毎日、午後9時までと比較的遅い時間まで行っており、市町村の接種体制に影響が出ないよう配慮しながら実施しております。
 また、小禄駅から県立武道館の間、てだこ浦西駅から沖縄コンベンションセンターの間は、無料シャトルバスを運行させております。
 ワクチンの配分につきましては、感染の状況等を勘案し、適切に対応してまいります。