要旨
2020年6月19日の県境をまたぐ人の移動解除を機に、感染者増加が認められる地域を含む県外からの観光客が増加している。公共交通機関において、マスク着用の上乗車する沖縄県民が大多数の中、マスクを着用しない、または乗車後にマスクを外す観光客が多く見受けられるが、交通機関においては距離を保つことが特に困難である。バスにおいては本年3月以降、国土交通省からバス協会を通じて窓開けによる換気が促されたところであるが、降雨など天候により常に行える状況ではない。また、運転士が窓開けを行っても、天候によらず乗客が閉め切ってしまうケースも見られる。
2020年6月5日、WHOにおいて、症状が出る前に他人に感染させている証拠が増えていることなどを受け、専門家らと協議した上で公共交通機関などでのマスク着用を推奨したところである。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 バス、タクシー及びゆいレール乗車の際、乗客にマスク着用を義務化し、乗務員または運行事業者からマスク未着用での乗車拒否を可能とすること(未就学児、疾病、障害などにより着用が困難な場合を除く)。 |