陳情文書表

受理番号第174号の5 付託委員会子どもの未来応援特別委員会
受理年月日令和3年8月27日 付託年月日令和3年9月10日
件名 令和3年度美ぎ島美しゃ(宮古・八重山)圏域の振興発展に関する陳情
提出者美ぎ島美しゃ市町村会
会長 石垣市長 中山 義隆
要旨


 このたび、美ぎ島美しゃ市町村会は、宮古・八重山圏域における喫緊の課題や財政的に解決が困難な課題等を次のとおり取りまとめた。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 石垣市は、これまで内閣府の「沖縄子供の貧困緊急対策事業補助金」を活用し、子どもの居場所運営事業、若年妊産婦の居場所運営事業及び子ども貧困対策支援員配置事業等、きめ細かな支援を実施してきたが、課題の解消には至っていない。また、石垣市の子供の貧困率は全国や沖縄県を大きく上回っており、沖縄振興特別措置法が目的とする「潤いのある豊かな住民生活の実現」はいまだ達成されていない。内閣府の「沖縄子供の貧困緊急対策事業」について、これまで実施してきた取組を途切らせることなく、継続して実施するためにも令和4年度以降の同事業の継続について国へ働きかけること。

採択された請願・陳情の処理経過及び結果について(報告)

報告を求めた者知事
報告内容

1について
 内閣府「沖縄子供の貧困緊急対策事業」の活用により、子供の居場所づくりの設置や貧困対策支援員の配置など支援体制の充実が図られ、これらの支援を受けた子どもや保護者に前向きな効果が現れております。
 県としましては、子どもの貧困対策を一過性のものとせず、継続的な取組として推進していくため、国に対して、貧困対策の継続・拡充について要望しているところです。