要旨
令和4年1月4日に、当時里親であった夫妻の元から、生後2か月から5年以上養育した里子を強引とも言える方法でコザ児童相談所職員が一時保護し、翌日措置解除した問題から2年余りとなるが、いまだに解決していない。
公的機関による合法的虐待とまで言われたこの問題の最大の被害者である元里子の心のケアのために、子ども生活福祉部が約束した里親夫妻との面会交流を早期に実現してもらいたい。
夫妻との面会交流は、令和4年に有識者による審議会と調査委員会の中間報告でも提案されている。同年7月に行われた里親夫妻と県子ども生活福祉部との話合いで、同部長は里親夫妻に「大変な思いをさせてしまい申し訳ない。今後、里子さんへの面会交流、心のケアに対して夫妻の協力が必要なのでお願いしたい」と直接協力を依頼し、審議会でも里子の成長には里親夫妻との交流が必要と決定がなされている。それから1年半余りたっても面会交流を実行しないのは行政の怠慢である。この問題は一里親子の問題でも、子供の問題でもない、重大な人権侵害だと言える。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 里親夫妻の元里子の心のケアのため、夫妻との面会交流を早期に実現すること。 |