要旨
今般の沖縄電力による電気料金の大幅な値上げは、県民にとって重く大きな負担である。昨今の社会情勢により、生活に欠かせない食料品やガソリン価格の高騰、医療保険の負担増などが相次ぎ、県民の家計は苦しさを増している。貧困率がワーストである沖縄県で、さらなる貧困家庭を生み出すことが懸念されるとともに、高齢者や生活困窮者へ及ぼす影響は大きいものがある。私たち消費者は、電気料が上がれば、まず食費を削ることになり家計への影響は甚大である。
政府は9月までの負担緩和策を掲げており、その後は値引き幅を縮小すると言われているが、全国に比較しても、今回の電気料値上げは沖縄県では値上げ幅が大きくなっており、電気の使用者に負担させることには大反対である。
ついては、県民が安心して暮らせるために、電気料金の大幅な値上げに反対するよう配慮してもらいたい。 |