陳情文書表

受理番号第30号 付託委員会文教厚生委員会
受理年月日令和6年2月13日 付託年月日令和6年3月14日
件名 県立南部医療センターICU内にて病状・治療報告がなかったこと、長時間の医師不在、医師・看護師の対応及びICUの在り方に関する陳情
提出者*****
要旨


 私の娘は県立南部医療センターのICUに入院していた。主治医の懸命な治療のかいがあり回復に向かっていたが、主治医が休暇を取り不在となった際、発熱し、娘はぐったりし始めた。面会に行ったところで手の施しようがない旨を伝えられ、病名も理由の説明もなく人工心肺機械(エクモ)が取り入れられた。説明も同意もない状況でみとりの時間をあげますと言われた後、循環器内科医師がおらず、挿管している呼吸器から大量の出血があり、看護師がたんを引くように血を引いていたが、自動吸引されるようになり、出血の内容を看護師に聞いても二転三転した内容だった。心拍モニターで心拍・脈も確認されていないのに、大丈夫ですよと私の肩をたたいていたが、明らかに娘は息を引き取っていた。それでも医師を呼ばなかったため、呼ぶよう伝えたところ、2時間ほどかかって自宅から来て、面会室で状況説明を聞いた。その際、医師として患者、家族にかみ砕いて説明をする義務があるにもかかわらず「挨拶しに来いってことですか」「肺から菌が出たんだよ」「耐菌性って漢字分かりますか」など、病院理念に反した発言があり、看護師の対応も含め人として考えられない言動・行動だった。このような状況のICUでは、守られる、助かる命が奪われていってしまう。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 医師の説明がなかった理由を明らかにすること。
2 ICUで長時間医師が不在の理由を明らかにすること。
3 ICUの医師、看護師のモラル、理念の在り方を正すこと。
4 当該事案について外部による第三者委員会を立ち上げて検証すること。
5 病院全体とICUを改善すること。