要旨
農林水産業は「水と緑と太陽の里」、「有機の里」を掲げる宜野座村の重要な基幹産業であるが、今回のコロナ禍による影響は予想を超える大きさで農林水産業の経営は深刻な状況にある。
これから最盛期を迎えるマンゴーやパイナップルは、ふるさと納税の返礼品としての需要も高く本村が期待する農産物であるが、物流体制の確保が困難であることから、先行きに不安を抱えている。また、モズクや海ブドウの養殖をはじめとする海産物についても同様である。
新型コロナの第2波、第3波の襲来に備えつつこのような状況が長期化すると、沖縄県はもとより本村の農林水産業もかつてない打撃を被ることは必至である。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 コロナ禍による影響で被った農林水産物の損失補塡や今後の経営に対する支援金等、あらゆる支援策を講ずること。
2 農林水産物の輸送に係る物流体制の早急な正常化と強化策を講ずること。
3 農林水産物の販路の確保・拡大に対する支援策を講ずること。 |