要旨
嘉手納基地に常駐配備されているF15戦闘機の段階的退役に伴い、F22戦闘機及びF16戦闘機の巡回配備が開始された昨年11月以降、嘉手納基地周辺では米軍機から発生する騒音が激化している。町の測定調査によると、今年1月の1日平均騒音発生回数は、巡回配備前の昨年10月との比較で、屋良測定局で約2.5倍、嘉手納測定局で約2倍などと町全域で騒音の激化が明らかになった。F22戦闘機及びF16戦闘機の巡回配備以外にも、報道等によると今年1月だけでも三沢基地等所属EA18G戦闘機が計5機、岩国基地等所属F35戦闘機が計38機、原子力空母ロナルド・レーガン艦載機FA18戦闘機が計8機、さらに横田基地所属CV22オスプレイ計5機など国内外から多数の外来機が相次いで飛来したことが確認されている。特に外来機は轟音を立てながら急上昇離陸や急旋回飛行を繰り返し、住宅地上空を飛行するヘリコプターの様子も度々確認されている。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 嘉手納基地への外来機の飛来を禁止すること。
2 嘉手納飛行場における航空機騒音規制措置を遵守すること。
3 嘉手納飛行場からの訓練移転期間及び参加規模をより一層拡充すること。
4 嘉手納基地における負担軽減(嘉手納におけるさらなる騒音軽減)に基づき、町民が実感できる有効な対策を早急に講ずること。 |