要旨
名護市県立高等学校北部合同寄宿舎「さくら寮」は、親元を離れた生徒が安心して就学に専念できる寄宿舎として平成15年4月の開寮から21年目を迎え、直近5年間では全体の約2割を中南部地域及び県外からの生徒が占めており、北部12市町村長で構成する運営協議会が指定管理者となり、管理運営を担っている。
さくら寮の管理運営は、施設の老朽化による修繕及び安全管理に係る人件費(委託費)の負担増等から厳しい状況にあり、運営財源の一部を北部12市町村の負担金で賄っているが、永続的な負担金の捻出による財政圧迫が懸念され、維持管理に苦慮している。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 沖縄県立離島児童生徒支援センター同様に、さくら寮を県が直轄運営することを再検討し、その実現に至るまでの間のさくら寮への補助金をさらに拡充すること。
2 単一高校では、校内教員のサポートにより切れ間なく生徒の生活指導、安全管理等が行われているが、さくら寮においても同様に現体制の名護商工高校からの舎監1名の配置を継続し、平日及び土日、祝祭日をはじめ、舎監の休日等における不在の際は、北部農林高等学校または名護高等学校から配置サポートができるよう早期に常時舎監1名を配置すること。 |