要旨
今年8月、小笠原諸島の海底火山で生じた噴火により噴出した軽石が、10月11日頃から沖縄・奄美地域に大量に漂着している。うるま市においては同月14日から市内の漁港、港湾、漁場、海岸及び岸壁等に軽石が漂着し、漁業従事者等に多大な影響が出ている。当市は漁業従事者等とともに撤去作業を行っているが、軽石は海流、潮流、風の影響により日々漂着し、一向に収束のめどが立たない。また、離島である津堅島と本島を結ぶフェリーや高速艇が万が一、軽石により航行不能となった場合、島民の生活物資の確保や救急搬送が難しくなる。一刻も早い軽石の撤去作業、さらには今後、漁業従事者等に対する漁業補償や設備補償等が求められる中、今以上の財政負担は限界がある。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 軽石の影響により新たな支出が生じた場合の財政支援を行うこと。 |