要旨
緊急事態宣言下における宮古島の飲食店及びその従事者は、日頃の衛生管理と感染症対策を徹底し、日々の経営に取り組んでいる。しかし、度重なる要請と協力金等の支給遅れにより、先行きの見えない不安とダメージを負っている。また、飲食店の営業自体が感染拡大の原因と思われていることで、小さな島で暮らす者として地域で生活しにくい状況が生まれつつあり、休業・時短などに係る国・県・市の指導や要請に飲食店が従うモチベーションに大きな影響を及ぼす。また、飲食店を支える第1次産業従事者や酒類・食品の卸業者も大変なダメージを受けており、自分の店舗と飲食業に関わる業界のためにも、自分たちの力で守り抜きたいとの思いで要請に反し、営業する店舗も増えてきている。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 観光客が沖縄本島、離島に入る前に、空港でのPCR検査、陰性証明書の提示を義務づけるなどの水際対策を強化すること。県民一人一人の生活様式の改善指導をさらに徹底すること。
2 経営存続の危機に陥っている店舗への協力金の早期支給と、第1次産業、各卸業者への支援策を設けること。 |