陳情文書表

受理番号第155号 付託委員会文教厚生委員会
受理年月日令和3年7月28日 付託年月日令和3年9月10日
件名 PCR検査の感度(CT値)を下げるよう求める陳情
提出者****
要旨


 PCRは、もともと遺伝子の検出に使われてきた技術であり、本来コロナのようなウイルスの検査に使うことができない。鼻咽頭には、何ら害のない雑菌やウイルスが多く存在するが、感度が強すぎるPCRは、そういうウイルスの死骸等いろんなものに反応し陽性になってしまうため、必ずしも感染性のあるウイルスの存在を証明していない。PCR検査のCT値とは、感度の強弱の設定のことで、国立循環器病研究センターの調査ではCT値45なら3から4週間後もずっと偽陽性が出続けると公式に発表している。特に沖縄県は、人口比で日本一PCR検査がビジネス化したため、無症状の陽性者を含め毎日メディアが感染者として県民の恐怖をあおる報道をしている。このまま高感度のPCR検査を続ければ沖縄の緊急事態宣言は終わらない。コロナで亡くなった人は僅か233人(7月26日までの総数)であり、他の死因に比べ致死率がかなり低いのに過剰にコロナを恐れ、無症状者にまでPCR検査を強要する必要はない。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 米国のCDC(疾病予防管理センター)が2021年末までにPCR検査を終了すると発表したように、日本、沖縄においても、検査の終了を早急に検討すること。
2 現状としてすぐにPCR検査を廃止できないなら、CT値をできれば30から高くても35に統一するよう全ての検査施設に通知すること。
3 「報道は事実をまげないですること。」という放送法第4条の規定に違反していることから、テレビ、新聞など大手メディアに対し、単なる無症状のPCR陽性者を感染者として報道しないよう厳重注意すること。