要旨
新型コロナウイルスの流行により、ブライダル業界では、本年３月以降ほとんどの予約がキャンセルされ、いまだ予約は皆無に等しい状態が続き、今日では経営そのものが存亡の危機に直面している。新型コロナウイルスに関連した支援策としては各種給付金・補助・助成金等があるものの、当業界は顧客があって成り立つ事業であり、その顧客にブライダル施設等を利用してもらう以外、経営の根本的解決を図ることはできず、ＧｏＴｏブライダル（仮称）などの持続的な政策の実現が喫緊の課題である。統計によると県内の年間婚姻数は8000組台で推移し、当業界の関連企業のみでも年間140億円以上の経済効果があると言われているが、間接的な業種を含めるとその波及効果はさらに拡大することが見込まれている。県経済が落ち込んでいる現在、県内需要を喚起し内需を拡大することが急務である。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
１ 今後、結婚式、披露宴などを行う者に対し一定の助成金を交付すること。
２ 既婚者でも、未挙式者が結婚式、披露宴などを行う際、挙式者に対し一定の助成金を交付すること。３ 新型コロナウイルス感染症対策のための事業所の設備投資へ、一定の助成金を交付すること。 |