要旨
都市計画道路南風原中央線は、南風原町字喜屋武から字兼城に至る路線であり、町内の中心市街地を通過する重要な幹線道路である。平成10年に幹線街路として都市計画決定され、中央分離帯が全て閉口した車両優先の計画として平成12年度から事業着手された。しかし、同計画に対しては、兼城地域住民、県及び南風原町が参加して平成16年に開催された街並みデザインワークショップにおいて、周辺には地域コミュニティーや役場、南風原小学校等公共施設があり分離帯で分断されたくない等の意見が出され、これら意見を踏まえ県に提出された最終報告書を受けて、平成18年度に中央分離帯を開口する形状での都市計画変更がなされた。また、去る８月19日の住民説明会においても多数の住民から、これまでの経過等を踏まえ中央分離帯の開口を強く要望する声が上げられている。
このため、仮に中央分離帯を閉口し供用開始を行えば、これまでの経緯を軽視するものであり地域住民の生活環境など様々な方面へ影響が生じると考えられる。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
１ 平成18年度に都市計画変更されたとおり、南風原小学校前交差点については中央分離帯を開口し供用開始すること。２ 歩行者の安全確保の観点から歩車分離式信号機を設置すること。 |