要旨
南城市は南城市地域公共交通網形成計画を策定し、市内に乗り入れる路線バスを南城市庁舎付近に設置するバスターミナルへ集約するよう路線を再編した。令和元年10月1日から、市民や観光客の市内での移動を促し、自立・持続可能な公共交通体系の構築を目指して市内線バス「Nバス」も運行している。
しかし、県道が交差する大里の仲間交差点や仲程交差点などは頻繁に交通渋滞が発生し、朝夕の通勤・通学時間帯には慢性的に交通渋滞が発生している。また、付近には小中学校があり児童生徒の通学路となっているが、朝の慌ただしい時には直進の信号が赤であるにもかかわらず無理に右折するなど、児童生徒にとって極めて危険な状況である。
このままでは現下の南城市地域公共交通網形成計画にも支障を来すおそれがあり、車両の円滑な通行を確保するためには、道路拡幅による右折レーンの付加車線を設置する交差点改良が早急に求められている。
ついては、南城市内における県道の交差点改良を促進するよう配慮してもらいたい。 |