陳情文書表

受理番号第61号 付託委員会文教厚生委員会
受理年月日令和5年5月1日 付託年月日令和5年6月13日
件名 沖縄県立沖縄盲学校についての陳情
提出者****
要旨


 私は沖縄県立沖縄盲学校専攻科理療科に平成31年4月入学し、令和4年3月に卒業したが、専攻科では2年生3学期から3年生2学期まで、休み時間を5~6校時にある実技時間の準備に充てるよう指示された。そのため、本来の休憩やトイレ、次の授業の準備、外部(病院など)との連絡が思うようにできなかった。また、実技時間終了も常に30~40分ほどオーバーする状況であった。このことは入学前や実技開始前などに事前の説明もなく、バス通学者にとっては非常に負担となっている。休み時間については学校教育法での規定がないため、しっかりと休み時間を取ることができるよう条例を制定してほしい。なお、上記の件を教職員と生徒を含め協議すべきと意見したところ、ある教諭に呼び出され恫喝された。そのため心身の不調を感じ、心療内科の受診及び服薬治療を余儀なくされた。当該教諭に対して厳正な調査と対処を求める。
 また、多汗症という体質的な理由により他の生徒とは異なった対応をされ、抗議した生徒が実技の授業に出席を認められず赤点となり、結果として留年となった事例もある。その判断が適切であったかは疑問である。さらに、生徒に卵巣・卵管といった女性器を身体パフォーマンスで表現させたり、女生徒を優遇し、男生徒を見下すような発言をする教諭もいるほか、生徒に対するパワハラ・セクハラが校内で横行している。その調査と改善を求める。
 そして、私の在学中、専攻科においては生徒数より教職員数が多く、その中に教員免許のない教諭が単独で座学や実技を担当しているケースがあった。教職員の実情について調査を行い、適切な改善を行ってほしい。あわせて、教職員の多くは学校間の異動がないために組織として生徒などに弊害を及ぼしていると思われるため、対策を行ってほしい。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 沖縄盲学校の休み時間の取得についての説明をしっかり行うこと。あわせて、条例制定と時間割の改善を行うこと。
2 パワハラ・セクハラを行う教諭に対しての調査と適正な対応を行うこと。
3 沖縄盲学校の教職員の異動や定員数について調査し、改善を行うこと。