要旨
令和2年11月16日、米軍横田基地配備のCV22オスプレイ計3機が嘉手納基地に飛来した。同型機の飛来は、今年3月以来6度目となる。沖縄防衛局からの飛来に関する照会に対し、米軍は「CV22オスプレイは、今週行われる沖縄沖の公海上での捜索・救難訓練に参加する」と回答している。町民は、嘉手納基地を拠点に訓練を実施することで基地被害が増大することを懸念しており、同型機が飛来した翌日の早朝から戦闘機等の離発着及び飛行訓練などによる相次ぐ騒音の激化で、多くの苦情が寄せられた。さらには航空機の墜落など安全性を不安視する声も高まっており、町民の怒りは頂点に達しつつある。本町議会は、CV22オスプレイの飛来のたびに断固反対の意思を表明し、平成25年1月から計7回、同型機の嘉手納基地配備反対及び県内訓練場使用に断固反対する決議を全会一致で可決している。また、平成25年4月には「CV22オスプレイの嘉手納飛行場配備に反対する三連協住民大会」を開催してきた経緯を踏まえ、嘉手納基地の訓練拠点化につながる一切の動きを看過することはできない。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 嘉手納基地へのCV22オスプレイの飛来を中止すること。
2 CV22オスプレイの県内訓練場使用計画を撤回すること。 |