要旨
沖縄県では年間を通して水泳競技大会が開催されているが、室内長水路プールがないため天候に大きく左右され、競技会が途中中止になることがある。また、現在の屋外プールでの水泳競技大会は炎天下で開催され、外気や風などの影響を受け、熱中症、皮膚などへの身体的ダメージにより皮膚がん等も懸念されるなど健康面において大きな問題がある。
水泳競技大会に出場するためには、公認プールにおいて制限タイムを突破しなければならず、施設整備の遅れがアスリートの評価を下げることになっている。室内温水長水路公認プールがない県は沖縄県を含め８県あるが、本土では、近隣県での大会出場ができ、費用の負担も大きくない。しかし、沖縄県の選手は県外での費用負担が大きく、頑張っている子供たちを県外派遣させることは難しい現実がある。現在の沖縄県のプール環境は、沖縄県の水泳選手にとって大きなマイナス要因となっている。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
１ 沖縄県に室内50メートルプール(長水路公認)を早急に設置すること。
２ 奥武山水泳場25メートルプールにボイラーを設置すること。 |