要旨
昨年11月に石垣市で開催された新石垣島製糖工場早期建設総決起大会において、工場設備の59年という経年劣化による処理能力の低下や操業期間の長期化により、品質低下や春植え、株出し作業の遅延等、農業経営に支障を来す事態が発生しているとの声が多数寄せられた。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 製糖工場の全面改修または部分改修には多大な事業費が試算され、大変厳しいものとなっている。県内含蜜糖工場建て替えと同様のスキームによる高率補助メニューの導入、もしくは沖縄振興特別措置法に基づく新規事業の創設等、公的助成を拡充すること。
2 官民協力による製糖副産物の高付加価値化及び新産業化等への取組を行うこと。
3 県全体のサトウキビ生産振興について、その有効かつ総合的な施策として、機械化一貫体系やスマート農業の導入促進及び農地の利用集積及び土づくり・病害虫対策等について、官民一体となった取組体制の構築及び支援を行うこと。 |