要旨
沖縄の米軍基地から有機フッ素化合物PFOSを含む泡消火剤が2020年4月に大量に放出される事故が発生し、近隣地域住民の健康被害が懸念される事態となっている。
沖縄県私立保育園連盟は、県下23市町村に定員合計2万2820人の児童が在籍する保育団体として、子供たちの暮らし・安全を脅かす「米軍PFOS流出問題」に対し、大きな不安と憤りを感じている。
既に当該市町村及び議会からも米軍当局に対し、立入調査や是正改善の要求は即刻発出されているところであるが、乳幼児を預かる保育団体としても改めて問題解決に向けた対応を要望するものである。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 嘉手納飛行場周辺の河川・地下水及び普天間飛行場周辺の地下水からの健康勧告値を超える濃度のPFOS・PFOA流出の原因究明及び沖縄県の立入調査を在沖米軍及び沖縄防衛局へ強く求めること。 |