陳情文書表

受理番号第80号 付託委員会土木環境委員会
受理年月日令和4年6月6日 付託年月日令和4年6月14日
件名 座間味島浄水場に関する陳情
提出者座間味村長
宮里 哲
要旨


 平成26年11月6日、水道用水の供給に向けた取組に関する覚書の締結により、座間味村における水道広域化の開始予定年度は平成33年度となっていた。阿嘉・慶留間地区においては令和3年3月に供用開始したが、座間味浄水場の建設遅延により水道料金の低減化が図られていない。同浄水場の建設は、場所の選定に時間を要し供用開始が大幅に遅れている。令和3年度に県企業局が基本設計を行い、令和4年5月に工法案について村への説明及び住民説明会が開催された。その説明では、同浄水場の水道水供用開始は、最短で令和7年4月からとなっている。
 座間味浄水場の現施設は老朽化が進んでおり、令和3年度には維持管理費として2800万円を支出した。本来なら阿嘉・慶留間地区と同時期の令和3年4月に供用開始予定であったことから、根本的な更新は行わず部分的な改修により維持管理を行い運営している状況である。財政規模も小さく3つの有人島を有する本村において、維持管理費は大きな財政負担であり、今後、供給開始までの間、同規模の出費が想定され財政圧迫が懸念される。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 施設の老朽化により安心・安全な水の供給が困難になることが懸念されるため、技術力や管理能力の優れた県企業局が、令和5年度から現浄水場の管理運営主体となること。