報告内容
(処理経過及び結果)
1 国は、GoToトラベル事業について、令和3年11月19日の閣議決定において、感染状況や専門家の意見を十分に踏まえつつ再開に向けた準備を整えることとし、新たなGoToトラベル事業を、夏の繁忙期前まで実施することを検討するとしております。
2 令和2年度6月及び9月補正においては、国や県独自の緊急事態宣言により県をまたぐ移動の自粛が求められていたこと等を踏まえ、域内需要の喚起や安全・安心な観光地づくりの推進にかかる経費を予算措置したところです。その後、同年7月下旬に開始されたGoToトラベルに10月から東京都が追加され、旅行需要の高まりが期待できたことから、次の段階として11月補正で安全安心のPR等情報発信の強化を始め国内需要の回復に向けた取り組みにかかる経費を措置しました。
また、令和3年度の当初予算においては、国内需要安定化事業を増額措置しております。
3 県では那覇空港に旅行者専用相談センター沖縄を設置し、サーモグラフィー等により発熱が確認された旅行者について、迅速に検査へ繋げる取組を実施しています。
また、来訪者に出発地で事前にPCR等検査による陰性判定を受けてから来県を求めるとともに、やむを得ない事情により事前に検査が受けられなかった者について、那覇空港でPCR検査が受けられる体制を整備しております。
さらに、令和3年4月に県庁内に設置された水際対策強化プロジェクトチームにおいて、検査体制の拡充等に取り組み、7月に空港内において短時間で結果が判明する抗原検査の実施体制を整備しました。
令和3年12月25日からは、年末年始の往来に備え、PCR検査を一日当たり最大300件から500件に拡充しております。
その後、オミクロン株による感染急拡大を受け、令和4年1月19日からは、抗原検査を一日当たり最大700件から1,000件に拡充し、那覇空港において一日当たり最大1,500件の検査が可能となっております。
令和4年2月1日からは、9時から20時までとしていた運用時間を23時まで延長し、運営体制を強化しております。
4 新型コロナウイルス感染症に係る検査体制や感染症対策等の環境の変化等を踏まえ、令和3年3月末に観光関連団体等とともに「旅行者の安全・安心アクションプラン 沖縄 Tour Style With コロナ」の見直しや新たな課題解決のための協議を行ったところです。 |