陳情文書表

受理番号第69号 付託委員会総務企画委員会
受理年月日令和4年5月16日 付託年月日令和4年6月14日
件名 学校法人SOLA学園の正常化を求める陳情
提出者全日本建設交運一般労働組合沖縄県本部
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要旨


 学校法人SOLA学園では、2年前の理事長の交代以降、学生の教育・学習環境が著しく損なわれ、およそ教育機関とは言えない経営が行われている。教職員には厳しい命令を乱発し、解雇・賃金の大幅カット、退職強要などパワハラによる処分で、令和3年度だけでも40名以上の教職員が退職している。こうした現状に、学園側は教職員の入替えにより教育環境は活性化すると開き直っている。昨年3名もの退職者が出た柔道整復学科では、常勤職員がおらず、担当教員すら決まっていないため、対面実施が求められる実技すらリモート授業が続き、学生は不安を抱え保護者も心配している。入学時に納めた実習等の諸経費に係る詳細は、学生のみならず保護者説明会においても、学園から十分な説明はなく謝罪もない。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 学校法人SOLA学園寄附行為等の目的、付随事業が適正に実施されているか、監査・指導を行うこと。
2 学生が入学時に納めた諸経費(実習等の消耗品費・教材費・資格試験費用等)について学生や保護者から説明を求められた場合は、丁寧に説明するよう指導すること。
3 学生の学ぶ権利を保障するため、教職員の身分保障が安定したものとなるよう指導を行うこと。