要旨
昨年、女性団体連絡協議会では、～未来つなぐ女性の活躍を語ろう～と東門元副知事等を招き、これまでの女性の歩みを振り返り、これから若い女性ヘバトンを渡すシンポジウム等を開催した。
我が国は、国際婦人年をきっかけに1985年には女性差別撤廃条約を批准、男女共同参画社会基本法、女性活躍推進法、男女共同参画推進法が策定され、女性の登用が進んできたが、ジェンダーギャップ指数は先進国では最下位である。
沖縄では1991年、全国で２番目の尚副知事が誕生したが、東門・安里副知事を最後に残念ながら女性副知事は実現していない。
令和４年の内閣府の男女共同白書「人生100年時代における結婚と家族～家族の姿の変化と課題にどう向き合うか～」で人生の多様化と課題が指摘されている。コロナ禍で沖縄では非正規労働者の問題をはじめ、子供の貧困、ＤＶ、離婚、若年出産等に加え、米軍人・軍属との結婚、離婚のトラブルなど困難を抱えている女性がたくさんいる。
ついては、年々深刻化する子供・子育てや女性たちへの福祉を支援し、じかに女性たちの声を届けるため、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
１ 女性副知事の登用を早期に実現すること。 |