要旨
昨年10月31日未明、首里城で火災が発生し、御庭(ウナー)を囲む正殿、北殿及び南殿の主要建造物並びに琉球王国の多数の美術工芸品が喪失し、県民に大きな衝撃と深い悲しみを与えた。県民が切望する琉球王国の歴史と文化を象徴する首里城の早期再建を願う。
また、ヤンバルの森は、琉球王朝時代から首里城などに使われる有用材を確保するために手入れや植林を行って杣山制度で管理され守られ、戦後は復興のため建材や薪炭の供給地として大きな役割を果たしてきた。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
1 首里城の早期再建を目指し、国と県、関係機関が連携して日本復帰50周年を 迎える令和4年までに防火・防災に強い再建基本方針及び基本計画等を策定すること。
2 首里城の早期再建において、建材は最大限県産材を使用すること。3 首里城の早期再建のため、県産木材の使用と調達に関する徹底した調査を国 頭村森林組合に早期に実施させること。 |