陳情文書表

受理番号第44号の3 付託委員会総務企画委員会
受理年月日令和2年4月13日 付託年月日令和2年7月14日
件名 新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の強化に関する陳情
提出者石垣市議会議長
平良 秀之
要旨


 令和2年4月9日現在、八重山地区では新型コロナウイルスの感染者は確認されていないが、空港を介して人の出入りが途切れず、高度医療体制や重症者の搬送体制がいまだ確立されていない中で市民は不安を感じながら生活している。県立八重山病院は対応可能な病床は3床しかなく、感染者が発生した場合、島内の医療は直ちに限界に達することが予想される。医療機関が統合的に運用され、医療資源を最大限有効に生かし、感染拡大を防ぐ努力が必要であり、島内での医療崩壊を招かない体制を早急に整えるため、県と石垣市はそれぞれ連携を密にすることが重要である。
 ついては、石垣市は感染者が出るのは時間の問題とも言われており、極めて重大な局面を迎えていることを踏まえ、感染拡大の阻止に向け、下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 那覇空港及び全国拠点空港から県内離島への出発便に対し、サーモグラフィーを使うなど厳格な水際対策をそれぞれの空港で行うこと。

採択された請願・陳情の処理経過及び結果について(報告)

報告を求めた者知事
報告内容

(処理経過及び結果)
那覇空港においては、「航空分野における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン(一般社団法人全国空港事業者協会策定)」に基づき、サーモグラフィーを用いた検温が行われてきました。
 令和5年5月8日に、新型コロナウイルス感染症が 5類感染症に変更されたことに伴い、当ガイドラインが廃止されたところですが、同空港では、引き続きサーモグラフィーを用いた検温を実施しているところです。
 また、発熱が認められた方や体調に不安がある方を、旅行者専用相談センター沖縄「TACO」に案内することで、看護師による問診や検査に繋げることとしております。