要旨
近年、偏った栄養摂取、朝食欠食など食生活の乱れや食物アレルギーなど、子供たちの健康を取り巻く問題が深刻化しており、食に関する指導の充実が喫緊の課題となっている中、栄養教諭を中心とした学校における食教育の重要性はますます高まっている。平成17年に食育基本法、平成19年に食育推進基本計画が制定され、平成19年に栄養教諭の配置が開始されたが、本県においては栄養教諭の配置がここ数年進んでいない。学校教育における食育は、次世代を担う「心身ともに健康な県民」を育てる上からも大変重要である。本県の全ての栄養教諭が責任と情熱を持ち食育に邁進するならば、本県が掲げる「2040年健康長寿県復活」が達成できるものと確信している。
ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
記
１ 学校栄養教職員として勤務している栄養教諭免許保持者の任用替えを５年以内に行うこと。
２ 健康長寿沖縄の復活を進めている中、食育を進める学校栄養士等の配置は本務職員で確実に行うこと。
３ 新規採用学校栄養職員については、初任者であることを考慮し、本島内複数配置の調理場へ配置すること。 |