陳情文書表

受理番号	第94号	付託委員会	総務企画委員会
受理年月日	令和４年６月９日	付託年月日	令和４年６月29日
件名	新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金における「コロナ禍における原油価格・物価高騰対応分」の創設に伴う補助金交付に関する陳情
提出者	公益社団法人　沖縄県トラック協会＊＊＊＊＊＊＊＊
要旨　私たち沖縄県のトラック運送事業者は、県民の暮らしや経済のライフラインとして重要な社会的な責務を果たすべく、日夜懸命に努力している。　しかしながら昨今、新型コロナウイルス感染拡大により輸送需要が減少し、運送収入の落ち込みが甚だしい中にあって、資金繰り支援や雇用調整助成金等を活用するなど、多くの事業者が精いっぱい頑張っているにもかかわらず、いまだ現状打開の道筋さえ立たない状況である。　これに加え、慢性的な原油供給不足やロシアによるウクライナ侵攻及び急激な円安等によって、燃料価格の高騰に拍車がかかっており、今や多くの事業者が事業存続の岐路に直面している。　このような経営危機を速やかに打開するためには、エッセンシャルな物流の担い手としての重責を担うトラック運送事業者への喫緊の対策を講ずることがどうしても必要である。　ついては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金における「コロナ禍における原油価格・物価高騰対応分」の創設に伴う補助制度の早急な創設・執行について配慮してもらいたい。

報告を求めた者

知事

報告内容

（処理経過及び結果）
県内のトラック運送事業者は、本県の陸上交通における物流の担い手として、県民生活の安定と経済・産業の発展に重要な役割を果たしていることのみならず、災害時における物資等の緊急輸送体制の維持など、ライフラインとしての役割も担っていることを認識しております。
　そのため、県では、令和４年８月補正予算において、貨物自動車運送事業者の運行継続を支援するため、約３億 2,000万円の補助金を計上し、コロナ禍における原油価格・物価高騰等の影響を強く受けた事業者に対し、燃料の使用量に応じた高騰分の一部を補助することとしております。
　加えて、燃料高騰の長期化に伴う追加支援として、令和４年11月補正予算にて約２億6,400万円の補助金を予算計上しております。