陳情文書表

受理番号第134号の2 付託委員会文教厚生委員会
受理年月日令和2年7月30日 付託年月日令和2年9月15日
件名 新型コロナウイルス感染症対策の周知等に関する陳情
提出者一般社団法人 沖縄県バス協会
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要旨


 新型コロナウイルス感染症について、緊急事態宣言が解除され、6月19日から県をまたいだ移動が可能になったが、那覇空港等における来客は少なく、以前の状態には程遠い。他県からの修学旅行や団体旅行だけではなく、県内の遠足などについてもキャンセルが続いている。
 新型コロナウイルスに負けない安全・安心な観光地づくりに関する対策会議において、水際対策として、那覇空港への旅行者専用相談センターを設置し、発熱のある旅行者等に対し指定医療機関を案内することなどの対策を去る6月中旬に決定し、実施しているとのことである。しかし、国の機関、他都道府県の教育委員会及び観光関係団体等には発信されていない。
 沖縄県バス協会は、他の観光団体と連携し、貸切バス新型コロナガイドラインを策定し、新型コロナ感染防止に努めていく所存である。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 今年春に中止された小・中・高校の遠足を速やかに実施すること。

採択された請願・陳情の処理経過及び結果について(報告)

報告を求めた者教育委員会
報告内容

1 遠足等の実施については、新型コロナウイルスの感染状況や、学習時間確保の視点を踏まえつつ、各学校の学習指導計画等に基づき、学校長の判断により決定されております。
  県教育委員会としましては、遠足の実施に関連して、国の衛生管理マニュアル等に即した対応を促すとともに、国の地方創生臨時交付金や、県文化観光スポーツ部が実施を予定している「おきなわ彩発見バスツアー促進事業」の活用について情報提供を行うなど、学校の支援に努めていくこととしております。