陳情文書表

受理番号第101号 付託委員会米軍基地関係特別委員会
受理年月日令和4年6月15日 付託年月日令和4年6月30日
件名 外来機の大挙飛来に関する陳情
提出者嘉手納町議会議長
仲村渠 兼栄
要旨


 沖縄防衛局からの連絡及び報道等によると、令和4年5月29日から30日にかけて、米海軍原子力空母ロナルド・レーガン艦載のFA18戦闘攻撃機15機、EA18G電子戦機、C2A輸送機の合計20機が突然、嘉手納基地に飛来した。また、6月1日正午頃に三沢基地所属F16戦闘機が10機、同日午後には米ハワイ州ヒッカム空軍基地所属F22A戦闘機12機が飛来。翌2日にF35B戦闘機が3機及びCMV22オスプレイ1機、さらに6日にも米海軍原子力空母艦載機6機が飛来する等、短期間に複数部隊、多機種の外来機が大挙飛来しており異常な状況にある。
 嘉手納基地においては、パパループ地区付近からエンジン調整音が昼夜を問わず鳴り響き、町中に排気ガスの悪臭を漂わせるとともに、戦闘機が轟音を立てて離発着及び飛行訓練を繰り返している実態に加え、今回の外来機の大挙飛来は、さらなる基地被害の増大となることから、断じて容認できない。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 嘉手納基地への外来機の飛来を禁止すること。
2 嘉手納飛行場における航空機騒音規制措置を遵守すること。
3 嘉手納飛行場からの訓練移転期間及び参加規模をより一層拡充すること。
4 嘉手納基地における負担軽減(嘉手納におけるさらなる騒音軽減)に基づき、町民が実感できる有効な対策を早急に講ずること。