要旨
沖縄工業高校近隣住民の会の会員及び近隣住民は、この8年間沖縄工業高校(以下「高校」という。)のグラウンドを、早朝、ウオーキングのため利用してきた。会員の中には28年間も毎日ウオーキングしている者もおり、高校は地域住民等に長年施設を使わせ、これを黙認してきた。にもかかわらず、3年ほど前から、高校は、校内に立ち入らないよう口頭ないし書面で知らせてきた。このため、当会は校長に話合いを求めたが、応じてもらえない。そして、高校は、校内への立入りを禁止し、立入りを確認したら退去を求め、これに応じなければ不審者とみなし110番通報するという内容の書面を、一方的に会員に手渡した。さらに、昨年秋頃、校内への無断立入りには退去を求めずすぐに通報するというさらに厳しい内容の書面を、警察官2人を連れて、会員宅にまで来て手渡した。警察官を伴ってまで書面を手渡すのは理由がない。当該会員は、この数年間何度も、ボランティアでグラウンドの草を根こそぎ除去したり、猫のふんを処理してきたが、高校からは感謝の言葉もない。
ついては、学校側が下記事項を実施するよう配慮してもらいたい。
記
1 グラウンドでウオーキングしているのを見かけたら、まず退去するよう声をかけ、素直に退去したら、警察に通報しないこと。
2 高校は当会と定期的に話合いを持つこと。 |