陳情文書表

受理番号第50号 付託委員会米軍基地関係特別委員会
受理年月日令和5年3月31日 付託年月日令和5年6月13日
件名 パパループの使用に抗議し今後一切の使用禁止を求める陳情
提出者嘉手納町議会議長
仲村渠 兼栄
要旨

 
 沖縄防衛局から「令和5年3月21日午後5時半頃、外来機HC130航空機1機がパパループ内へ自走で移動後、午後6時25分頃エンジンを停止する様子を確認した」との情報提供があった。町の測定調査によると、午後5時53分には88デシベルもの騒音が発生しており、居住地に近接するパパループ地区内で約1時間もエンジン稼動させていたことが明らかになった。また3月23日にも同機が自走で移動している様子が2回確認されている。
 パパループ地区は、平成31年2月からMC130特殊作戦機の一時的な駐機が行われてきたが、米軍からは当該地区の使用に当たり「駐機場の工事が始まる以前の状態に近づける努力を続け、騒音が発生しない最大限の措置を講じる」等の説明があったにもかかわらず、今回の運用は約束違反であり断じて容認できない。
 また、当該地区においては、外来機であるMH60ヘリコプターの断続的使用や、CV22オスプレイ及びC130航空機等が駐機する様子も度々確認されているが、常駐機か外来機かを問わず、パパループを使用すること自体、反対である。
 今回の当該地区の運用は、今後も恒常的に使用するような米軍側の意図が透けて見え、強い不信感及び憤りを禁じ得ない。
 ついては、下記事項につき配慮してもらいたい。
                 

1 パパループの今後一切の使用を禁止すること。